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メディアの現状米国デジタル消費者レポート、2011年第3四半期-第4四半期

2分で読む|2012年2月

ビデオデッキが発売されてからインターネットが商業化されるまでの間に生まれた18~34歳のアメリカ人は、あらゆるデジタルをユニークに受け入れ、メディア消費を再定義している。ニールセンとNM Inciteの『U.S. Digital Consumer Report』によると、このグループはニールセンから「ジェネレーションC」と呼ばれ、他の年齢層とは異なり、新しいレベル、新しいデバイス、新しい体験で、個人的なつながり、つまり、お互いに、そしてコンテンツとのつながりを深めている。

デジタル・アクセスのためのプラットフォーム
消費者は、デジタル・コンテンツにアクセスするための選択肢を、これまで以上に多く持つようになった。より多くのデバイスがますます接続されるようになり、複数のデバイス間で同じ写真、ビデオ、音楽ファイルにアクセスできる機能は、貴重な機能となっている。


Cross-Platform Video Engagement
さまざまなオンライン動画コンテンツから選べるため、2011年第3四半期の消費者の月間オンライン動画視聴時間は前年同期から7%増加した。


デバイス別デジタル利用時間の内訳
2011年10月、オンラインビデオコンテンツの視聴先としてはYouTubeがトップで、アメリカ人の総ストリーミング利用時間の約半分(45%)を占めた。携帯電話の利用時間の大半はアプリの利用によるもので、ソーシャル・ネットワーキング・アプリは携帯電話の利用時間の約6%を占めた。


1スクリーン、2スクリーン、大きなスクリーン、小さなスクリーン
ますます多くの消費者が、さまざまなスクリーンでマルチタスクを行っている。スマートフォンやタブレット所有者の57%がテレビ番組を見ながらEメールをチェックし、44%がソーシャル・ネットワーキング・サイトを閲覧している。消費者が自分たちのメッセージを見逃すかもしれないと心配する広告主は、スマートフォンやタブレット所有者の19%がテレビをつけながら製品情報を検索し、16%がクーポンやお得な情報を調べていることに注意すべきである。


ソーシャル・ネットワーキング デバイス別
ソーシャルメディア・ユーザーのほぼ全員(97%)がパソコンからソーシャル・ネットワーキング・サイトにアクセスしている一方で、ニールセン・マッキンゼー社のNM Inciteによると、女性は男性よりも電子書籍リーダーから、男性は女性よりもインターネット対応テレビやゲーム機からソーシャル・コンテンツにアクセスする傾向が強い。


To Think It Is To Blog It
ニールセン/マッキンゼー傘下のNM Incite社は、2011年末までに世界中で1億8100万を超えるブログを追跡し、2006年の3600万から増加した。10月中の米国のソーシャルネットワークのトップ10のうち3つが真のブログ(Blogger、WordPress.com、Tumblr)で、合わせて8000万人のユニークビジターがいた。トップ・ソーシャル・ネットワークの中では、Tumblrの訪問者数が最も伸びており、昨年から2倍以上に増加している。


高まるモバイルコマースの力
モバイルは、消費者の取引を促進し、リアルタイムの情報やお得な情報へのアクセスを容易にする、強力なコマースツールへと変貌しつつある。スマートフォン所有者の29%がショッピング関連の活動に携帯電話を使用しており、モバイルユーザーの半数以上がデイリーディールサイトのリピーターとなっている。グルーポンのアプリは、iOSプラットフォームでは10位、アンドロイド端末では22位にランクインしている。

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