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ニールセン:スマートフォンの所有率がアジア太平洋で上昇しているが、広告主はまだモバイル広告を通じてうまく消費者と関われていない。

1分で読めるシリーズ|2012年6月

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アジア太平洋市場でスマートフォンが非スマートフォンの所有率を上回る ● 位置情報サービスに基づいたショッピングや利便性の高いサービスのチャンスを提示する 

(シンガポール報道発表資料)抄訳

シンガポール発-アジア太平洋地域におけるスマートフォン人口の急増によってモバイルメディアの消費が増えているが、広告主はモバイル広告を介して消費者と効果的に関わる手がかりをま見つけることができない、消費者の行動と購買行動に関する情報を知見の提供において世界のリーダー的存在であるニールセンが行ったグローバル調査を明らかにする。

世界の39市場(アジア太平洋の13市場を含む)で実施されたニールセンのスマートフォンサイト調 査によれば、近年のアジア太平洋地域におけるスマートフォンの普及が明らかになり、アジア太平洋 で最もスマートフォン所有率の高いシンガポール、これに続く韓国、香港および台湾を含む多くのスマート フォンが非スマートフォンの所有率を上回ります。

スマートフォン所有率の増加にともない、モバイルインターネットの利用が、特にソーシャルネットワーキングとインターネット検索において増加している日本では、スマートフォンユーザーの10人に9人(86%)、韓国ではスマートフォンユーザーの80%が、香港ではスマートフォンユーザーの。76%が過去に1ヶ月の間に携帯電話を使ってインターネットにアクセスしています。

ニールセンの調査では、またスマートフォンユーザーがタブレットへの親近感を高めている市場でもあることが分かっています。

スマートフォンの人気はまたこの地域における位置情報サービス(LBS)の利用を高めており、スマートフォンユーザーによるサービスの利用傾向は顕著です。

「位置情報サービス、地図やナビゲーションといった位置認識サービスの利用が高まっていること、サー ビスによってもたらされる機能性や知見が活用されるチャンスが広がっていること、特に位置認識サービスは、位置情報に基づいたショッピングや利便サービスに大きな可能性を与えています。トフォンユーザーに利用されていますが、ソーシャルネットワーキングや検索に利用が集中しているインドネシアやマレーシアなどの他の市場も、位置情報や位置認識サービスの利用が高まればすぐに追い付くでしょう」 APMEA(アジア太平洋、中東およびアフリカ)地域のニールセン テレコム、インダストリー、グループのマネージング・ディレクター、ヴィシャル・バリは述べています。

今ではスマートフォンユーザーが利用できるアプリは数多くありますが、アジア太平洋におけるアプリの利用率が高いのも不思議ではありません(81%)。一方で、韓国とシンガポールのスマートフォンは定期的に利用するアプリ数が最も多い(平均で各55、47ずつあります)。インドネシアで音楽とソーシャルネットワーキングが好まれているのを除くと、ゲームはアジア太平洋地域で最も人気のあるアプリのカテゴリーです。

また、モバイル広告については、「スマートフォンの常時接続状態は、広告主が消費者に接触する上で理想的なプラットフォームを提供していますが、これまでスマートフォンユーザーのモバイル広告に対するかなり高い抵抗感が明るみに出ています。

バリはその要因として以下のようなものを挙げています:1.モバイルと合わせた創造的要素またデザイン要素の向上2.大量広告よりも的を絞った手法、および異なる画面サイズに合わせた様々な広告形態の提供3.位置を特定した上での文脈型広告、およびスマートフォンユーザーが無料でアクセスできるコンテンツを提供する文脈型広告の活用。

「マーケター消費者の反応やブランドとの関わり度を高めるために、これらのキーポイントとなる仕掛けを取り込むなければならない」バリは結論付けています。OSのシェアはアジア全体で、北部でアンドロイドが首位に立つ、iOSはシンガポールで最も普及しており、シンビアンはベトナム、マレーシア、タイ、インドネシアおよびインドで首位を占められます。

ニールセン グローバルスマートフォンインサイトについて ニールセンの「2012年グローバルスマートフォンサイト」調査、2012年第1四半期にアジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカおよび北米の23カ国で35,1000人以上の携帯電話ユーザーを対象に、オンライン調査または対面調査を実施されました。

ニールセンについて ニールセン・ホールディングス N.V.(NLSN)は、世界的な情報・調査企業で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードやそれに関連した分野でリーダー的地位を確立しています。

お問い合わせ先コミュニケーションズEメール:JPNwebmaster@nielsen.com