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冷たい「お楽しみ」が7月の猛暑を吹き飛ばす
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冷たい「お楽しみ」が7月の猛暑を吹き飛ばす

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関連ページ:COOL TREATS BEAT THE HEAT IN THE BEGINNING OF JULY(英語)はこちら

Nielsen Friday Morning (ニールセン・フライデー・モーニング) データによると、独立記念日(7月4日)の週、アメリカのFMCG(日用消費財)小売販売額が166億ドルに達しました。これは販売額では前年比2%の伸びを示す一方で、販売数量では前年並みの0.2%の伸長に留まる結果です。

インフレは市場に悪影響を及ぼしており、物価上昇は過熱気味です。ニールセンが現在追跡調査している127品目もの商品カテゴリーの平均価格は、7月4日の週に本年の最高値を示しました。インフレ率上昇に伴い、価格とプロモーション戦略のバランスをとることが小売業と消費財メーカーにとって重要な施策となるでしょう。

とはいえ物価上昇の一方、消費者は猛暑をより快適に過ごすため、冷たい「お楽しみ」を求めているようです。7月4日(祝日)の記録的な暑さの中、涼を求めるショッパーによりアイスクリームと飲料の販売は増大しました。

アメリカ人は、アイスクリームが大好物

暑さしのぎと言えば、アイスクリームはアメリカ人にとって大好きな「お楽しみ」のひとつです。今年のアイスクリームカテゴリーの販売額は6月末時点で62億ドル[1]にも達しました。これは前年比2.2%の増加です。「全国アイスクリームの月」である7月は更に売上が増大し続けています。今週の販売額は1億5千200万ドルを超えており、これは金額で1%、販売数量で3%の増加を意味します。ユニリーバ、PB商品サプライヤー、ネスレが大手アイスクリームメーカーですが、これらを合わせると今週の販売金額の57%以上を占めることになります。

それではどのような種類のアイスクリームを消費者は購入しているのでしょうか。伝統的なタイプのアイスクリームは今日でもアメリカ人に好まれ、今週の販売額1億2千700万ドルを牽引しています。一方、成長著しいのが乳製品不使用のアイスクリームです。今週の販売額は、前年比+33%の6百万ドルに達しました。フレーバー別にみると伝統的なタイプのトップ10フレーバーのなかで、バターピーカンとチョコミントだけが、前年同期比において販売金額、数量ともに成長していることが分かります。

冷たい飲料の販売が過熱傾向

気温の上昇に伴い、ショッパーは冷たい飲料を求めています。今週、飲料は全ての大分類商品カテゴリーの首位を占め、前年同期を6千3百万ドル上回る13億ドルもの売上に達しました。コカ・コーラ、ペプシコ、PB商品がトップ3の「稼ぎ手」ですが、それぞれの売上は今週、3億ドル、2億5千6百万ドル、1億4千4百万ドルでした。

この記事はFMCG市場の状況をいち早くお伝えする、Nielsen Friday Morning (ニールセン・フライデー・モーニング) データに基づき作成されています。詳細についてはこちらをご覧ください。

[1] アイスクリーム販売額は、コンビニエンスストアを除く2018年6月30日までの52週データに基づく