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急成長する植物性食品の新たな選択肢
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急成長する植物性食品の新たな選択肢

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関連ページ:PLANT-BASED FOOD OPTIONS ARE SPROUTING GROWTH FOR RETAILERS(英語)はこちら

消費という観点から見ると、今日ほどショッパーにとっていい時代はかつてなかったと多くの人が言うでしょう。すべての人々の嗜好に合った商品が何かしら存在するからです。また、食という観点においては今年は37%のアメリカ人が現在何らかの決まった食習慣を持っていると答えています。これは2017年には35%、2016年は29%でしたので、増加傾向を示しています。加えて消費者は商品選択の照準やブランドを益々絞ってきています。この事実に小売業は波長を合わせる必要があります。さもなければ販売チャンスを逃してしまうからです。

今日の市場における様々な栄養プログラムの中で、植物性の食品が特に注目されています。中でも昨年度の「ニールセン ホームスキャン調査」では、39%ものアメリカ人がより積極的に植物性食品を摂取しようとしていることを示しています。一方で、この目的を果たすために多くの買い物客が豆腐、玄米、グラノーラのような従来型の植物性食品を求めているわけではありません。実際のところ従来型の植物性食品は2018年4月7日現在、前年比1.3%のマイナス成長となっています。

しかしながらこのことは植物性食品の選択ニーズが停滞している事を意味しません。イノベーションが活況を呈しており、従来型の植物性食品以外の代替品が大幅に売り上げを伸ばしているのがその要因です。

革新的な植物性食品が二桁成長をもたらす

出所:Nielsen Product Insider (ニールセンプロダクト インサイダー)
Label Insight (ラベル・インサイト)による2018年4月7日までの52週間の調査

米国全体を見渡すと6%の人々がベジタリアン、3%がヴィーガン(完全菜食主義者)のライフスタイルを厳格に順守していると答えています。動機に関わらず、ベジタリアンもしくはヴィーガンのライフスタイルを取り入れる消費者は、特に若年層と多様な消費者グループにおいて増加しています。統計学的特性グループで分類するとマイノリティおよび若年層の消費者がより積極的に植物性食品を取り入れたいという意思を示しているのが分かります。

  • アフリカ系アメリカ人には米国の平均的な消費者よりも48%多く植物性食品を取り入れる傾向が見られる
  • アジア系アメリカ人には米国の平均的な消費者よりも47%多く植物性食品を取り入れる傾向が見られる
  • ヒスパニック系消費者には米国の平均的な消費者よりも46%多く植物性食品を取り入れる傾向が見られる
  • 白人系のミレニアル世代には米国の平均的な消費者よりも47%多く植物性食品を取り入れる傾向が見られる

小売流通業全体の売上から見た場合、植物性食品は決して小さなものではありません。2017年において、食料品・飲料販売額の19.5%が植物性食品からもたらされています。また消費者の関心により、ヴィーガン関連商品(農産物を除く)および関連農産物の売上伸長は食料品及び飲料全体の伸長を上回っています。

ヴィーガンと関連農産物の成長率は食料品・飲料全体よりも高い
売上金額(百万ドル)

さらに、ヴィーガン食品および関連農産物は、選択肢が広まることにより2014年から2017年にかけ金額ベースの売上シェアを2%増大させました。

ヴィーガンと関連農産物の売上金額シェア上昇

食料品飲料全体売上高におけるヴィーガン関連農作物の売上金額シェアは1.9%増加 (2014年vs 2017年)

ベジタリアン、ヴィーガン関連食品は固形物に限ったものではありません。代用乳製品、特に代用ミルクがよく売れているのを知っている方も多いことでしょう。消費の観点から言えば、アメリカ人はアーモンドミルクに「熱狂」しているとも言えます。過去3年間の年平均伸長率は8.2%を示しているのです。

健康のため、倫理感のため、もしくは持続可能性の追求によるものかどうかはさておき、米国においてベジタリアンやヴィーガンの食生活を選択する消費者の割合が増えています。この傾向はブランドや小売流通業にとってまたとない機会をもたらしています。消費者のニーズや欲求を見いだし、選択の余地が充分にあるとは言えない分野の商品を提供することにより更なる利益につなげることが出来るからです。

調査手法
本記事のインサイトは以下の情報に基づきます。

  • Nielsen Retail Measurement Services
  • Nielsen Product InsiderおよびLabel Insightによる2017年12月30日までの52週間
  • U.S. Homescan Panel Protein Survey, 2017年4月
  • Nielsen Global Health and Ingredient-Sentiment Survey, 2016年
  • Nielsen 2018 Health Shopper Survey