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女性のコンテンツ消費の活性化が有料動画アプリ利用を加速化

1分で読めるシリーズ|2020年2月

新しいコンテンツが日々更新されるダイナミックな環境、近年では日本では視聴者が自分の嗜好や視聴スタイルに合わせてサービスを選択する傾向が強くなり、各メディアに対してお金を払う意欲も高まってきています。

まず、それぞれのサービス利用者の数の増加率に注目すると、有料動画利用者の増加の傾向は、無料動画による減少が分かります。

コンテンツを提供する企業としては、消費者のサービス利用傾向の変化を把握することが求められており、常に消費者の視聴トレンドを追いながら、最適にアプローチできる魅力的なコンテンツを創り出すことが一層重要となります。170万人が有料動画アプリを使用する、前年の836人から大幅に増加していることが分かります、つまり、これらのアプリで提供されているコンテンツに価値を見出し、魅力的に感じるコンテンツに対してはお金を払うことに抵抗のない者が増加していることが言えます。

動画アプリの利用状況

女性消費者の有料動画に対してニーズが拡大。

各動画の利用状況男女別にみると、女性の利用者数が上回り、有料動画アプリに対して関心が高いことが分かります。米国を含む他の市場でも女性のメディア視聴が活発な消費者であり、動画市場においても、有料動画へシフトしてきている傾向が伺えます。

動画アプリの利用状況

一方で、コンテンツを制作する企業や広告主は、男性の動画利用に注目することも重要です。

動画アプリの利用状況

当社のアナリストのコヴァリョヴァ・ソフィヤは、次のように述べています。「コンテンツを提供する企業がより多くのメディアオプションを消費者に提供すること、視聴者が自分の嗜好や視聴スタイルに合わせて選択する傾向は強くなるでしょう日本では無料動画アプリの利用が昨年から引き続き主流となっていますが、有料動画の利用者が増えることから、お金を払ってコンテンツを視聴することに対して消費者の抵抗感が薄れていることがわかります。

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