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2016年は世界各地で政治的・経済的に大きな変動に見舞われましたが、世界の消費者景況感は緩やかに推移し、第1四半期から3ポイント上昇して第4四半期に101ポイントに達しました。今回の調査では、中東・アフリカを除くすべての地域で、年初よりも消費者景況感が高くなる結果となりました。2016年第4四半期には、調査対象となった大半の市場で前四半期からの変化が見られ、そして63の市場のうち44の市場で第1四半期より高いスコアとなりました。こうした市場には、世界の10大市場のうち8つ(ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イギリス、アメリカ)が含まれます。それに対して日本の消費者景況感は第3四半期から2ポイント上昇し、73ポイントとなりましたが、通年では第1四半期(73ポイント)、第2四半期(69ポイント)、第3四半期(71ポイント)と低調な横ばい状態が続いています。