プレスリリース

ニールセン、2011年第4四半期の世界消費者信頼感指数を発表

{“order”:0,”name”:”subheader”,”attributes”:{“backgroundcolor”:”000000″,”imageAligment”:”left”,”linkTarget”:”_self”,”title”:”u30d7u30ecu30b9u30eau30eau30fcu30b9″,”titlecolor”:”A8AABA”,”jcr:mixinTypes”:”[cq:LiveSyncCancelled]”,”cq:isCancelledForChildren”:”{Boolean}true”,”sling:resourceType”:”nielsenglobal/components/content/subpageheader”},”children”:null}

2011 年第4 四半期の世界消費者信頼感指数は1 ポイント増えて89 へ
ヨーロッパの調査対象国27 カ国中24 カ国で指数が低下

(米国報道発表資料抄訳)

ニューヨーク発:消費者の視聴行動と購買行動に関する情報と見識の提供において世 界のリーダー的存在であるニールセンが行った「2011 年第 4 四半期世界消費者信頼感調査」の結果によると、 世界消費者信頼感指数は前四半期よりも1ポイント増えて 89 になりましたが、ヨーロッパでは調査対象国 27 カ国中 24 カ国で指数が低下したことが分かりました。

2011 年 11 月 23 日から 12 月 9 日にかけて実施された最新の調査によれば、56 市場中 35 市場で信頼感指数 が低下し、全体では調査対象市場の 60%で信頼感指数が低下したことになります。12 市場で指数が上昇し、 9 市場では指数が横ばいでした。

ケンブリッジ・グループ(ニールセンのグループ企業)のチーフエコノミスト、ベンカティッシュ・バラは、 「2011 年下半期のヨーロッパの厳しい経済状況が、世界の消費者と金融市場に新たな脆弱性をもたらす一方 で、世界の2大経済大国である米国と中国では第 4 四半期の最も明るいニュースが聞かれました。両国では 信頼感指数が 2011 年第1四半期レベルまで回復しています。上向きの国内消費もインド、インドネシアお よびブラジルといった大きな新興経済では信頼感レベルを維持しています。しかし、新興経済の緩やかな GDP 成長率とインフレの圧力は今後一年への注意喚起となるでしょう」と述べています。

米国の消費者信頼感指数は 77 ポイントから 83 ポイントに 6 ポイント上昇しています。中国は 4 ポイント増 えて 108 ポイントとなり、前四半期の 8 番目から上がって世界で 6 番目に楽観的な国になっています。世界 第 4 位の経済大国であるドイツは、前年比で 4 ポイント上昇しているものの、前四半期と横ばいの 87 ポイ ントにとどまりました。

2005 年に始まった「消費者信頼感指数および購買意図に関するニールセングローバル調査」は、56 カ国で 28,000 人以上の消費者を対象に、消費者の信頼感指数、主な関心事、購買意図を追跡しています。消費者信 頼感指数は、100 を基準にその上下で楽観と悲観の度合いを示しています。

世界の消費者の半数以上(52%)は 2012 年のパーソナル・ファイナンスを大変良い/良いと見ており、この 数値は 2011 年の第 3 四半期の 50%という数値よりも増えています。一方で、今が買い物に適した時期では ないと考える消費者は 65%に上っており、前四半期より 1%増えています。

「全体的に、2012 年の上半期は消費者の自由裁量支出が抑制され、慎重なままでしょう。消費者が今後一年 のパーソナル・ファイナンスに対してますます自信を感じているのにもかかわらず、特に西洋ではまだ消費 を控える傾向にあります。高まる中東での緊張と、そのガソリン価格への影響は世界の消費者の懸念と支出 計画をさらに悪化させる可能性があります」とバラは述べています。

回答者の 18%が経済に対する不安を一番の危機として挙げており、前四半期から 6 ポイント上昇しています。 世界の消費者の約 3 分の 2(64%)が現在不況であると答えており、その数値は前四半期の 62%から増えて います。アジア太平洋(53%)、ヨーロッパ(74%)、中東/アフリカ地域(74%)およびラテンアメリカ (47%)で、不況であると考える回答者の数が増えています。北米の消費者の 86%が現在不況であると考え ていますが、第 3 四半期の 88%から唯一結果が上向きになった地域にもなっています。

地域別要約
今後一年のパーソナル・ファイナンスの見通しが上向きになったことが主な要因となり、北米は世界の地域 別では最大の四半期増加(5 ポイント増加)となって 84 ポイントへ、一方のアジア太平洋(99)、ラテンア メリカ(98)はそれぞれ前四半期より 2 ポイント、1 ポイント上昇して世界で最も信頼感指数の高い地域と なっています。中東/アフリカ地域(95)では指数が 1 ポイント低下し、ヨーロッパでは第 4 四半期 3 ポイ ント下がって、2009 年第1四半期以来最も低い 71 ポイントとなっています。

インドは依然として 8 四半期連続で世界で最も楽観的な国であり、1 ポイント上昇して 122 ポイントになっ ています。インドネシアとフィリピンが 117 ポイントでインドに続いています。ハンガリーは 30 ポイント で最も悲観的な国であり、ポルトガル(36)およびギリシャ(41)が続いています。これらの国では前半期 の指数よりそれぞれ 7 ポイント、4 ポイント、10 ポイント低下しています。ヨーロッパ市場は第 4 四半期最 も沈滞した 10 市場のうち 9 市場を占めています。

「インドの消費者信頼感メトリックの安定には勇気付けられますし、インドが世界の首位を維持しているこ とで、インド経済固有の強さ、インド消費者の貯蓄思考、最近インフレの圧力沈静化によって高まった前向きな消費者感情といったものを再認識させられます」とニールセン インド、マネージングディレクターの ジャスティン・サージェントは述べています。

「ハンガリーでは、最悪の要因が消費者信頼感指数の低迷を引き起こしています。増税、予測不可能な政府 の規制、低下する可処分所得が相まって、消費者の不安感と悲観をあおっています」とニールセン ハンガ リー、マネージングディレクターのユーディット・スツァロキー・トートは述べています。

第 4 四半期で最も指数が伸びたのはルーマニア(10 ポイント増)、米国およびオーストラリア(6 ポイント 増)、ベネズエラ、フィリピンおよびコロンビア(5 ポイント増)、中国(4 ポイント増)でした。一方、 指数の急降下が見られたのは台湾(16 ポイント減)、チェコ(12 ポイント減)、ギリシャ(10 ポイント 減)、ベルギー(9 ポイント減)でした。

ヨーロッパで高まる不安
「ヨーロッパの債権危機、ユーロ通貨危機、イタリアの政局不安および経済不安の影響が、ヨーロッパ全域 および世界の金融市場に衝撃を与えたため、第 4 四半期調査対象となったヨーロッパの 27 市場のうち 24 市 場で信頼指数が低下しました。ユーロ圏がすでに不況に陥り始めていること、新しいまたは更なる緊縮経済 政策が今年始めにヨーロッパの主要な市場で実施されることで、この地域の雇用情勢およびパーソナル・フ ァイナンスの展望は今後一年脆弱なままでしょう」とバラは述べています。

2011 年の第 4 四半期では、ヨーロッパの 4 人に 1 人以下(23%)が雇用の展望が良い/大変良いと評価して おり、第 3 四半期の 26%および一年前の 28%から低下しています。半数以上(52%)が就職の機会を良い/ 大変良いと評価(前年比 11%増)しているドイツでは雇用展望がより上向きであるのに対し、不況の打撃を 受けたイタリア、ギリシャ、スペインといった南ヨーロッパ市場では、引き続き雇用展望が厳しくなってい ます。

「ドイツの経済状況は比較的に高いレベルで安定しています。ドイツの消費者は続くユーロ危機のため、経 済状況全般に関しての不安を感じていますが、今のところ個人レベルまで直接影響が及ぶとは考えていませ ん。結果として、ドイツの消費者は現段階では、今後一年の雇用、パーソナル・ファイナンス、購買意図に 関する個人的な見通しが比較的前向きです」とニールセン ドイツ、グループ・マネージングディレクター のイヴァー・ミカエルセンは述べています。

スペインでは、雇用に対する明るい見通しが前年の 25%から第 4 四半期では 10%に落ちました。イタリア では、良い/大変良いと答えた雇用展望が前年比で 10 ポイント落ち、第 4 四半期では 8%になりました。ギ リシャでは、前向きな雇用展望が 11%から 4%に落ちました。

米国および中国では消費者信頼感が上昇
米国では約半数(49%)が今後一年のパーソナル・ファイナンスの展望が良い/大変良いと答え、パーソナ ル・ファイナンスに改善が見られました。この数値は前四半期の 43%から増えており、信頼感指数を 6 ポイ ント上昇させ、第 4 四半期の指数は 83 ポイントまで上がりました。

「悪化した住宅市場、日用品価格の高騰、不均等な成長といった逆風が消費者に影響する一方で、米国の雇 用市場における最新の指数獲得は、不況前の高値をずっと下回ってはいるものの、消費者感情に前向きな影 響を与えています。高い失業率が長期化し、また余剰金がないと答える消費者の割合(32%)も依然として 高いため、2012 年の支出に警告が鳴っています。さらに、ここ 1 年の間に消費者は実収入、賃金上昇がない ことから貯蓄を減らしており、消費者の支出増加は言うまでもなく、現在の支出レベル維持のためにもこの 状況を変えなければならないでしょう」とグローバル・コンシューマー・インサイト、バイス・プレジデン トのジェームス・ロッソは述べています。

「中国では過去5ヶ月の間に食品インフレの緩和が進んだことで価格が大幅に下がり、マクロ経済政策への 調整、特に融資拡大を通して経済成長を再燃させました。その結果、信頼感指数が4ポイント上昇し、108 ポイントになりました。政府および民間による国内西部、北東部地域開発への投資が続いていることに加え、 これらの地域における製造品輸出への依存度を低めたことも、中国の消費者間に楽観志向が強まった要因に なっています」とニールセン グレーターチャイナ、プレジデントのイェン・シュエンは述べています。

アジア太平洋、ラテンアメリカおよび中東の結果は様々
アジア太平洋は引き続き最も楽観的な地域であり、最も指数の高かった 10 カ国のうち 7 カ国を占めていま す。ニールセンで調査したアジア太平洋市場のうち約半数(14 市場のうち 6 市場)で信頼感指数が上昇して おり、5つの市場で低下、マレーシア、シンガポール、日本の3つの市場で横ばいの結果となりました。台 湾では 16 ポイントの低下により指数が 71 となりました。過去 24 ヶ月で最低の指数であるとともに、2008 年の金融危機に続くレベルに近づきつつあり、非常に注目すべき結果です。

「台湾の消費者の信頼感指数が急落した理由は、主に雇用展望の急激な低下と現在の経済状況への不安の高 まりです。短期的には、消費者の購買意欲は減速し、貯蓄傾向が高まる見込みです。旧正月のお祝いで第 1 四半期の国内消費は若干増加するかもしれませんが、台湾の消費者は 2012 年を通じて支出を控えるでしょ う」とニールセン タイワン、マネージングディレクターのエミリー・ダロールは述べています。

ラテンアメリカでは、ブラジルが 112 ポイントというこの地域では最高の消費者信頼感指数を出しました。 56 カ国中では 5 番目に高い指数です。コロンビアとベネズエラでは 5 ポイント上昇、ペルー(4 ポイント 減)、メキシコ(2 ポイント減)およびアルゼンチン(1 ポイント減)では低下し、チリでは横ばいとなりました。ラテンアメリカの消費者は 2012 年のパーソナル・ファイナンスを最も前向きに見ており、66%が 今後一年の展望を良い/大変良いと答えています。

「ブラジルは失業率の低下、インフレ抑制、金融緩和、政局安定により緩やかな経済成長を続けています。 これまで上流階級しか手の届かなかった製品を買うことができるようになったブラジル人が増えており、そ れが国の楽観志向につながっています」とニールセン ブラジル、マネージングディレクターのエドゥアル ド・ラガソルは述べています。

「上向きの経済効果がコロンビアの消費者信頼感を高めています。国内総生産(GDP)成長率はこの 5 年間 で最も高く、第 3 四半期で 7.7%上昇しました。失業率は 3 ヶ月連続で低下し、ニールセンの日用消費財部 門の売り上げは第 4 四半期で 5%伸びました」とニールセン コロンビア、カントリーマネジャーのフェリ ペ・ウルダネータは述べています。

ニールセンの調査対象となった中東/アフリカ地域の 6 つの市場では、信頼感指数がパキスタン(3 ポイント 増)で上昇し、サウジアラビア(7 ポイント減)、エジプト(5 ポイント減)、イスラエル(1 ポイント減) で低下し、アラブ首長国連邦および南アフリカで横ばいの結果となりました。中東/アフリカ地域の 5 人に 1 人の消費者が最大関心事として挙げたのは雇用の保障で、これは世界平均を 5 ポイント上回っています。政 局の安定および経済に対する不安はそれぞれ回答者の 12%の間で関心事の上位にあがりました。

「中東の政局不安、サウジ経済に不可欠な将来の石油需要に対する疑念、続く緊縮財政は、サウジアラビア の消費者を悲観視させています。しかし、大規模な景気刺激策を通じて、サウジ政府はグローバルおよび地 域開発から経済を防護する努力を続けています」とニールセン サウジアラビア、マネージングディレクタ ーのアースラン・アシュラフは述べています。 「2011 年エジプトは政局動乱の年となり、観光および輸出産業が一連の出来事に影響を受けるとともに、食 品の高騰や外貨準備高の下落が引き起こされました。2012 年 6 月には新しい民間人大統領の選挙が開催され るため、2012 年はエジプト人の期待と不安が広がるでしょう」ニールセン エジプト、マネージングディレ クターのラム・モーハン・ラオは述べています。

ニールセン グローバル調査について
「消費者信頼感および購買意図に関するニールセングローバル調査」は 2011 年 11 月 23 日から 12 月 9 日に かけて実施され、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東/アフリカ地域、北米で 56 カ国 28,000 人以上の消費者を対象に調査を行いました。サンプル数はインターネットユーザーをベースに、各地域 の年齢や性別によって割り当てられ、インターネットを利用する消費者を代表するように割り付けられてい ます。

ニールセンについて
ニールセン(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査企業で、マーケティング及び消費者情報、テレビなどのメ ディア視聴率、オンラインおよびモバイルのインターネット視聴率を提供しています。また、トレードショ ーも開催しており、各分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディ ーメンに本社があり、世界 100 カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ (www.nielsen.com)をご覧ください。

お問い合わせ先
コミュニケーションズ
E メール:JPNwebmaster@nielsen.com