プレスリリース

ニールセン 東南アジア各国と日本の 2013年第3四半期 消費者景況感調査の結果を発表

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● 東南アジアの消費者景況感指数は頭打ち– 貯蓄を重視し生活費を節約する傾向に
  – 景況感指数は前四半期より低下した国が多い。それでも、インドネシア(120)、フィリピン(118)、タイ(112)、マレーシア(101)の消費者は世界平均(94)に比べてかなり楽観的
  – 東南アジアの多くの消費者が、余ったお金を貯金している
  – 生活費節約のために消費行動を変えた消費者は9割
● 日本の消費者景況感指数は 74(前四半期比 4 ポイント減)
  – 余ったお金は貯蓄し、ガスや電気代を節約する人が多い

ニールセン シンガポール報道発表資料をもとに作成:

マーケティングリサーチと分析において世界最大の企業であるニールセンは、2013 年第 3 四半期(7-9 月期)の「消費者景況感および購買意向に関するグローバル調査」の結果を発表しました。これによると、東南アジアの消費者景況感指数は、前回調査からほぼ横ばいでありながらも依然として世界のどの地域よりも高くなっている一方、消費者は将来に向けた貯蓄を重視し、日常の支出を見直して生活費を節約している様子が明らかになりました。

世界で最も消費者景況感指数が高いのはインドネシアで、2013 年第 3 四半期は 120 ポイントと前四半期より 4 ポイント減少したものの、世界平均の 94 ポイントを 26 ポイント上回っています。これに続くフィリピンでは同 3 ポイント減の 118 ポイントでした。タイ、マレーシアでも景況感指数は 2 四半期連続でやや低下しているものの、世界全体で見ると消費者は非常に楽観的です。タイの景況感指数は前四半期から 2 ポイント下がり 112 ポイント、マレーシアも同じく 2 ポイント減で 101 ポイントとなりました。また、シンガポールの景況感指数は 3 ポイント増加し 98 ポイント、ベトナムでは 2 ポイント増の 97 ポイントでした。
なお、日本は 4 ポイント減の 74 ポイントでした。

ニールセン 消費者景況感および購買意向に関するグローバル調査は 2005 年に開始され、60 カ国 30,000人以上のインターネット利用者を対象に消費者マインド(楽観的・悲観的)、懸念点、消費意識をアンケートの回答結果から数値化しています。消費者景況感指数は 100 を基準とし、これより高い場合は楽観的、低い場合は悲観的と読み取ることができます。

ニールセン 東南アジア・北アジア・太平洋地域のマーケティング・エフェクティブネス・プラクティスのエグゼクティブディレクターであるマシュー・クレプシクは次のように述べています。「前四半期に比べると東南アジアの 4 つの市場で消費者景況感指数が低下していますが、このことはより広い視点で捉える必要があります。4 ポイント低下したものの、インドネシアの消費者景況感指数は 3 四半期連続で世界最高となりました。今回の調査で明らかになったのは、所得の増加分を『消費』と『将来的な家計安定のための貯蓄』にバランスよく分散させようという、慎重ながらも楽観的な傾向が東南アジアの消費者の間に広がっているということです。」

個人の経済状況に対する認識
東南アジアの多くの国で景況感指数が低下した主な理由として、この先 1 年間の各個人の経済状況に対する認識が前四半期に比べてやや悪化したことが挙げられます。自身の経済状況について世界で最も楽観的であったのはここでもインドネシアの消費者で、80%が「良い(Good) /とても良い(Excellent) 」と答えています。前四半期に比べると 4 ポイント低下していますが、それでも世界平均の 55%を 25 ポイントも上回っています。これに続くのがフィリピン(同 2 ポイント減の 77%)、タイ(同 1 ポイント減の 68%)、マレーシア(同 2 ポイント減の 60%)です。

逆に前向きな見方が増えたのはシンガポール(前四半期から 4 ポイント増の 54%)とベトナム(同 2 ポイント増の 50%)の消費者ですが、世界平均にはわずかに届きませんでした。日本は東南アジア各国に比べるとかなり低く、前四半期と同じ 19%でした。

余ったお金を貯蓄にまわす人が増加
東南アジアの消費者は世界でもっとも貯蓄する割合が高いという結果は今回も変わらず、生活必需品の購入後に残るお金の使い道として最も多く挙げられたのが貯蓄でした。インドネシアでは 4 人中 3 人(76%)が余ったお金を貯蓄していると答え、前四半期から 5 ポイント増加、世界平均の 52%を 24 ポイント上回りました。以下、ベトナム(同 4 ポイント増の 72%)、タイ(同 5 ポイント増の 68%)、フィリピン(同 3 ポイント減の67%)、シンガポール(同 4 ポイント増の 64%)、マレーシア(同 4 ポイント減の 57%)と続いています。日本でも、貯蓄に回すと答えた人は 66%(同 5 ポイント増)と、世界平均を上回る数値となりました。

また、景況感指数の上昇が止まる中でも、東南アジアの消費者は余ったお金を休暇や最新技術を利用した製品、株や投資信託に使うと一定数が答えています。

費用対効果を追求し将来のために投資
東南アジアの消費者の 9 割近くが、この 1 年間に生活費節約のために出費に気を付けたと答えています。特にタイとベトナムでは、消費者の実に 90%が生活費節約のために消費行動を変えたと答え、本調査史上最高を記録、世界平均の 64%を 26 ポイントも上回りました。同様にインドネシア(82%)、フィリピン(80%)、マレーシア(79%)、シンガポール(62%)、そして日本(69%)でも節約意識の高さが顕著です。

生活費節約のために支出を削る分野として挙げられたのは、新しい衣類の購入と家庭外での娯楽です。新品の衣料品の購入を控える消費者が最も多かった国はベトナム(62%)で、マレーシア(61%)とフィリピン(61%)が続きます。家庭外での娯楽を減らすと答えた人が多かったのもベトナム(60%)が高く、次いでタイ(57%)、マレーシア(52%)の順です。日本では、新品の衣料品(44%)、家庭外での娯楽(46%)よりもガス・電気代(54%)ののほうが、節約の手段として多くの人に選ばれています。

クレプシクは次のように述べています。「東南アジアの消費者は費用対効果を求める倹約家で、将来に備えた投資のために日常的な支出に優先順位をつけています。貯蓄を重視する傾向は引き続き顕著ですが、消費者は「体験」を好み、レジャー活動や休暇旅行などの大きな消費、最新技術を取り入れた製品などには積極的にお金を使っています。生活費節約のために新品の衣料品や日常的な娯楽など個人の裁量で決められる支出を意識的に抑え、そのぶんより豊かな暮らしをしようという消費者行動が見てとれます。」

ニールセン消費者景況感に関するグローバル調査について
「ニールセン 消費者景況感および購買意向に関するグローバル調査」は、アジア太平洋、欧州、中南米、中東/アフリカ地域、北米の全 60 カ国 30,000 人以上の消費者を対象に、2013 年 8 月 14 日から 9 月 6 日にかけて実施されました。サンプル数はインターネットユーザーをベースに、各国の年齢や性別によって割り当てられ、インターネットを利用する消費者を代表するように割り付けられています。なお、中国の消費者景況感指数は同国内の 3,500 人を対象に、複数の手法を組み合わせた調査の結果を基に作成されています。

ニールセンについて
ニールセン・ホールディングス N.V.(NYSE: NLSN)は世界的な情報・調査企業で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードショーやそれに関連した分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界 100 カ国以上でビジネスを展開しています。詳細はホームページ(www.nielsen.com)をご覧ください。

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