プレスリリース

2030年に向けたASEANでの投資対象はもはや大都市ではない

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関連資料: レポート 『ASEANを再考する(Rethinking ASEAN)』【英語版】はこちら

ニールセン、ALPHABETA社と共同でレポート「ASEANを再考する」を発表

東京、2017年7月5日 – 世界最大のリサーチ会社*1ニールセンは、経済コンサルティング会社であるAlphaBeta社と共同でASEANのインドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの7大経済圏内の700以上の都市と地域に対する現在および将来の潜在的消費需要を理解するための詳細な経済分析を実施し、レポート「ASEANを再考する(Rethinking ASEAN)」にまとめました。
レポートによると、ジャカルタ、マニラ、バンコクなどの大都市がASEANの成長の唯一の推進力であると一般的に信じられていますが、人口50万〜500万人のASEANの中規模都市が次の大きな投資対象候補であることが分かりました。

「ASEANを再考する」では、地域内の消費者と市場の動向に関する通説を払拭して、実際のASEAN消費者景観を明らかにし、2030年までの成長のホットスポットを予測しています。この分析では、ASEANの7大経済圏内の700以上の都市と地域での、チョコレート、インスタントラーメン、炭酸ソフトドリンク、ビール、たばこ、シャンプー、洗濯洗剤、ベビーおむつ、フェイシャルモイスチャライザー、ビタミンなど最も一般的な10の商品カテゴリーについての現在と将来の消費需要を調査しています。

「ASEANは近年、有望な経済市場として認知されているものの、企業はASEANを単一の存在と見なしがちであり、驚くべきことに、ASEANを構成する多くの都市や地域についてはほとんど知られていません。そこに生活する6億2500万人の多様性は、多数の民族、言語、宗教で表わされています。これは、企業がASEANの市場機会を理解するためのきめ細かいアプローチをとることの重要性を示しています。企業は今、メガシティから中規模地域に成長機会のホットスポットを見つける転換期にあります。」とニールセンのグロースマーケットグループ・プレジデントであるパトリック・ドッドは述べています。

本レポートではASEANの各都市、地域を人口500万人以上のメガシティ、人口100万人以上500万人未満の準大規模都市、人口50万人以上100万人未満の中規模都市の3つの階層に分けて分析しています。
レポートは10種類の主要商品カテゴリーの2030年まで需要予測ツールであるASEAN Consumer Demand Forecasterを用いて、700以上の都市に焦点を当てて分析を行っているので、企業は市場の動向をきめ細かく把握することができます。

ASEANの地域や地方を調べると、ある国では年間成長率が2桁台の地域と全く成長していない地域があることが明らかになりました。例として、タイでは、2010年以降、国レベルでの消費需要は年率1.2%と比較的緩やかに増加していますが、チェンマイ(住民50万人規模)はその7倍の成長率を示しています。

「消費市場をターゲットにする場合、国レベルのデータ分析は市場景観の全体像を示しているものの、必ずしも都市や地域の需要の伸びを示すものではなく、大幅に異なっている場合があります。」とパトリック・ドッドは述べています。

準大規模都市、中規模都市の成長の原動力は?
レポートで示されている準大規模都市、中規模都市の成長の主な6つの要因は次のとおりです。

  • 越境貿易と物流
  • 経済クラスターとビジネスプロセスのアウトソーシング領域の存在
  • サテライト地域の増加
  • 天然資源
  • 観光資源
  • 消費者基盤の拡大

「ASEANの新しい消費ホットスポットは、いくつかの成長ドライバーを組み合わせた結果です。企業は、過去の成長を理解し、その成長軌道の持続可能性を評価するために、準大規模都市、中規模都市で成長を推進している力を調べる必要があります。ASEAN地域において、1つのサイズはすべてに適合していません。これらの市場に参入するためには、特定の地域の消費者のライフスタイル、要件、課題に対応する製品イノベーションと流通戦略に焦点を当てるべきです。」とパトリック・ドットは説明しています。

パトリック・ドッドは、ASEANの準大規模、中規模地域を活用しようとする企業にとっての3つの重要な行動を勧告しています。

1. 企業は市場に参入する前に、「テイクオフポイント」が商品カテゴリー間で大きく異なり、また、国や地域ごとでの参入時期や場所が異なることを考慮する必要があります。 企業は、細分化した地域ごとに商品カテゴリー別の実行計画を立案する必要があります。
2. 複雑なASEANの景観では、地域の市場機会を理解するためのきめ細かいアプローチが求められます。 企業は、特定の顧客セグメントと地域を対象とした戦略を確立する必要があります。 このアプローチは、企業がマーケティング費用や戦略的重点を置いて、リソースの優先順位付けを行うのに役立ちます。
3. ASEANにおける地域の多様性と分断されたビジネス流通経路を考えると、企業は国内の流通構造を調査すべきであり、ディストリビューターとのより良い関係を構築できる最良の場所を特定する必要があります。

下記リンクから「ASEANを再考する」レポート全文をダウンロードできます。
http://www.nielsen.com/jp/ja/insights/reports/rethinking-asean.html

*1 ESOMAR Industry Report “Global Market Research 2016”調べ

AlphaBetaについて
AlphaBetaは、シンガポールとシドニーのオフィスから、オーストラリアとアジアのクライアントにサービスを提供する戦略アドバイザリー企業です。そのアドバイザリーチームは、戦略と経済の両方の専門家であり、民間、公的、非営利のセクターの顧客とパートナーを組んで、市場を形成する力を特定し、繁栄と幸福を創造するための実践的な計画を立案します。詳細については、www.alphabeta.comをご覧ください。

ニールセンについて
Nielsen Holdings plc(NYSE: NLSN)は、世界的な調査会社として消費者の視聴行動、購買行動の分析を行っています。視聴行動分析部門は、メディア・広告企業向けに各種デバイス上での動画・音声・テキストのコンテンツおよび広告視聴動向を把握するトータルオーディエンス測定などを提供しています。購買行動分析部門は、消費財メーカーや小売企業を対象に業界で他に類を見ない世界規模のリテールパフォーマンス分析などを提供しています。視聴行動分析、購買行動分析を他のデータと組み合わせた世界レベルの測定・分析により、ニールセンはクライアントのパフォーマンス向上を支援します。S&P 500企業として、世界人口の90%を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください:www.nielsen.com

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