プレスリリース

将来のASEAN市場で大きく成功するには、小さな都市を攻略せよ

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関連資料: 「Age of ASEAN Cities」レポートはこちら

● 2025年にはASEAN地域の人口の約80%が50万人未満の小都市や農村部に暮らす
● ニールセンが提案する、ASEAN「ホットスポット」で好機を活かすための5つの戦略

ニールセン シンガポール 報道発表資料を基に作成:

今後発展する巨大都市はアジアの将来を形成する都市化の象徴になるだろうともてはやされる中、ASEAN(東南アジア諸国連合)の将来予測からは別のストーリーが浮かびあがります。世界的な市場調査企業であるニールセンの最新の調査結果は、2025年までに東南アジアの都市人口のほぼ3分の2(62.6%)が人口50万人未満の小都市や地方の中心部に住むと予想しています。

ニールセンによるレポート「ASEANの都市発展: 消費者の大移動が生み出す新たな巨大都市」は、今後10年間のASEAN地域の発展に影響をもたらす要素を取り上げ、ビジネス活動の拡大、国境を越えた商取引、人口の移動などの要因で、この先10年間に急速な発展が見込まれる小都市、新興都市圏、地方の中心地などを、今はまだ「眠れる巨大都市」としています。

多くの人々が依然として大都市、巨大都市に引き寄せられている(今後10年間で32%の成長見込み)とはいえ、これからの人口の伸び率は100万~500万人規模の都市で最も高くなるとみられます。ASEAN全域の大都市圏人口は、現在から2025年までの間に3,490万人から5,260万人へと51%の増加が予想されています。一方、大きな街や人口50万人未満の小都市の人口は18%増加して2億3,180万人に達し、農村部の推定人口3億2,430万人と合わせるとASEAN全体の人口の約80%を占めるまでになると見込まれています。

マーケターやブランド・マネージャーにとっては、年齢構成のバランスが良く中間層の台頭が期待されるこれらの小都市こそが、成功のカギを握る重要な市場となるでしょう。

ニールセンの東南アジア・北アジア・太平洋地域クライアントサービス担当ディレクター、リーガン・レゲットは、ASEANの巨大都市のその先にある、将来の消費者の“ホットスポット”を捉えることが、新たな経済成長の機会を見出し、市場攻略に必要な戦略的アプローチや消費者分析の出発点となるだろう、と述べています。レゲットは、そうした未来の可能性を秘めた小都市の一例として、マレーシアのジョホール・バールやコタ・キナバル、フィリピンのセブを挙げています。

「メーカーが安価な土地や労働力を提供する工業団地など、新たな消費のホットスポットは東南アジアの全域で次々と出現しています。これが次第に人口の大移動、そして地方の経済発展へと波及していくのです。」

同レポートはさらに、インフラや交通手段が整備され、テクノロジーや教育へのアクセスが保証されているといった地方都市に共通の環境は、消費者の行動やパターンに大きな影響をもたらすであろうと予想しています。ASEANの小都市や農村部の開発が進むにつれ、地域住民の教育水準は上昇し、可処分所得は向上、自分たちの生活圏の外のトレンドに対する意識も高まっていくでしょう。

レゲットは次のようにコメントしています。「購買力の増加が見込まれるASEANの地方・農村部の消費者は、今後の大きなビジネスチャンスと捉えるべきです。こうした消費者の多くはまだパッケージされた商品やブランド商品になじみが薄く、この巨大な消費者層の購買力がほんの少し上昇するだけで、とてつもない収益をもたらす可能性があります。」

こうした市場に進出するためには、製品メーカーは小都市や農村部の消費者が抱える課題を解決し、彼らのライフスタイルに合わせてそのニーズに応えられるような新商品開発に注力する必要があるでしょう。例えば小容量パックや使い切り製品などは、購買力の上昇が見込まれる消費者にとっても、貯蔵スペースが限られた従来型の小規模小売店にとっても魅力的と言えるでしょう。」

ASEANの新興都市や地方都市の攻略を目指す企業へ向けて、レゲットは5つの戦略を提唱しています。
1. これらの都市へ初めて参入する場合は、短期間で攻略しやすい比較的小規模な都市を特定しターゲットとするのが望ましい。参入の入り口に地域の中心都市を選ぶことで“先行者利益”の確保を目指す。
2. 大都市の消費者向けに作られた製品を改良するのではなく、小都市や農村部の消費者独自のニーズや課題、ライフスタイルに合わせた新商品を一から開発する。
3. 電子商取引、物流拠点、提携業者の活用により、新たな地域の新たな消費者に対するアプローチ方法を再検討する。
4. 差別化された新商品、マーケティング、販売・流通戦略の展開により、消費者との緊密かつ良好な関係を構築する。
5. 時間や空間の制約、環境汚染、健康問題や渋滞の増加といった問題が人口密集地に特有であることを考慮し、現在大都市圏で行われている取り組みを見直す。

ニールセンについて
ニールセン ホールディングス Plc.(NYSE: NLSN)は、世界的な調査会社として消費者の視聴行動、購買行動の分析を行っています。視聴行動分析部門は、メディアと広告企業向けに各種デバイス上での動画・音声・テキストコンテンツ消費動向を把握するトータルオーディエンス測定を提供しています。購買行動分析部門は、消費財メーカーや小売企業を対象に業界で他に類を見ない世界規模のリテールパフォーマンス分析を提供しています。視聴行動分析、購買行動分析を他のデータと組み合わせた世界レベルの測定・分析により、ニールセンはクライアントのパフォーマンス向上を支援します。S&P 500企業として、世界人口の90%を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: www.nielsen.com

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