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Z世代消費者の購買力を活用するための「神話」の検証

1分で読めるシリーズ|コンシューマー&メディアビュー担当 アソシエイトディレクター キャサリン・ヨー、シニアマネージャー リム・ネンジー|2021年11月号掲載

Z世代については色々と情報が飛び交っているが、その多くは期待を裏切る内容かもしれません。

企業のマーケティング担当者にとっては、Z世代固有の特徴を理解し、Z世代が好むプラットフォーム上でエンゲージメントを獲得し、便利な商品を提供するZ世代を喜ばせることができれば、同世代がもたらす利益化する可能性が極めて高くなります。

現実に目を向けると、この最も若い大人世代には独自の特性があり、Z世代以前の世代とはかなり異なるアイデンティティを確立しています。

他の世代同様、Z世代についても様々な固定概念(ステレオタイプが存在します)。

神話1:z世代にアプローチできるのはデジタルプラットフォームだけ
実は、z世代はアウトドア派であります。

神話2:z世代は支出に無頓着
実は、z世代はバーゲンが大好きです。76%は価格に敏感で、セールになるまで購入を見送っている。また、z世代の62%が、経済的自立を人生の最重要目標としている

神話3:Z世代はただの学生
実は、行動力がある、野心的である(66%が挑戦を求める)、冒険好きでスポーティ(冒険・スポーツ・アクティビティやイベントベースの旅行に興味がある)また、77%が老後の資金計画を立てることは重要だと考えている

神話4: Z世代はオンラインで時間を浪費
実は、オンラインを勉強するにも大いに役立てています。

このようにシンガポールにおける実際のZ世代の特徴は、既存のイメージとは大きくかけ離れています。

調査手法

ニールセン シンガポールのコンシューマー&メディアビュー(英語CMVについて調査

今回のニールセン シンガポールのコンシューマー&メディアビュー(CMV)調査は、2019年7月から2020年6月にかけて実施されました。608人を対象に調査)の3つのコンポーネントで構成されています。調査、シンガポールに住む15歳以上の4,310人を代表するように、主に年齢、性別、人種によって重み付けされています。

CMVは世界70カ国以上の市場で調査を行っており、各市場における消費者のメディア接触状況やブランドの使用状況、ライフスタイルなどの基礎データを提供しています。

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