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2018年イタリアのパブリシティ市場

2分で読む|2018年3月

2017年1月期のパブリシティ投資市場は、前年同期比2.6%増となり、ウェブ広告の期間を考慮すると、約1,430万人増となった。ニールセンの検索広告とソーシャル広告のウェブ集計を除外すると、この月の市場規模は前年同期比0.6%増となった(全体で約2,500百万人増)。

「ニールセンのAISマネージング・ディレクター、アルベルト・ダル・サッソが語る。 - ニールセンのAISマネージング・ディレクター、アルベルト・ダル・サッソ氏は 、「様々な要因を考慮した結果、数値的には良好であったものの、政府による政策決定には大きな影響を及ぼし、今年1月が今後数ヶ月のトレンドを代表するものではないことを考慮すると、今年の残りの見通しについて言及することはできない。経済成長率が堅調に推移しているが、その水準は緩やかであり、また、欧州の政治情勢も変化しつつあるため、大企業や中小企業の公共投資など、さまざまな観点からシナリオを解釈することは困難である」。

単一市場との比較では、テレビは2.3%増。スタンダードは依然マイナスで、一般放送は7.8%減、定期放送は16.6%減となった。ラジオへの投資は5.3%増加した。ニールセンの統計によると、ウェブ広告への投資は2017年1月から7,3%増加した(検索とソーシャルを除くと3,2%減)。ポジティブな傾向では、シネマ(26,6%増)、アウトドア(21,2%増)、Go TV(29,6%増)、トランジット(12%増)。ダイレクトメールは2.1%減。

経済指標に関しては、前年同期比11%増の約1,800万ユーロとなった。自動車業界では、好調な自動車生産台数と好調な自動車販売台数を反映して、自動車販売台数は前年同期比11%増の約1,800万台となった。自動車(9.1%増)、商業(15.8%増)、メディア/編集(7.1%増)が好調であったのに対し、食料品(11.3%減)、ファーマシューティカル(4.6%減)、通信(13.1%減)、流通(4.1%減)が不調であった。成長に貢献したその他の事業分野では、住宅管理・公共投資(29.3%増)、産業・教育・娯楽(72.7%増)、自由時間(19%増)の好結果が見られた。

「2018年の傾向を知るためには、第1四半期の連結データを見ることが重要である。今年の前半は、このようなトーンや状況のもとで、選挙戦の最終ラッシュが起こる可能性があるため、パブリシティの収集という点 では、2月が低調になる可能性がある」とダル・サッソは結論付けている