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2018年イタリアのパブリシティ市場

2分で読む|2018年10月

イタリアのパブリシティ投資市場は、2017年同期比+4,9%(検索とソーシャルを除くと+2,4%)と、2018年最初の10ヶ月を+2,5%のプラスで終えた。検索とソーシャルに関するニールセンの調査からウェブコレクションを除外すると、1月~1月の変動は+0,3%で安定している。

「ニールセンのAISマネージング・ディレクターであるアルベルト・ダル・サッソは次のように語っています。「ニールセンのAISマネージング・ディレクターであるアルベルト・ダル・サッソ氏は、「この数カ月間、好不調の波が続いていた気候が、現在では、ヨーロッパ全土、そして非常に厳しい経済情勢のもとで推移している。

単一市場との比較では、TVは昨年から+4.4%増となり、2018年最初の1〜2ヶ月は+1.5%増となった。

通期では大幅なマイナス成長となり、単月では-0.9%、通期では-5.7%となった。期間ベースでは、1-3月期と同様、1-6月期もマイナスで、それぞれ-3.5%、-8.4%となった。

4月のマイナス(今年最後のマイナスとなった月)の後、ラジオは好調な集荷により増加した:1月の重要な増加(18.2%増)は、通期でも増加(6.3%増)をもたらした。

ニールセンの統計によると、今年最初の2ヶ月間のウェブ広告全体の売上は+8.3%(検索とソーシャルを除くと+4.3%)とプラスに転じた。

映画(20,2%増)、トランジット(11,6%増)、goTV(14%増)が増加したが、アウトドアは11,6%減少した。

経済指標に関しては、前年同期比13%増の約1億2,200万ユーロとなった。同市場の第一次比較では、1-3月期は前年同期比増となった。飲料・酒類(7.2%増)、自動車(4%増)が好調であったのに対し、トイレタリー(16.8%減)、ファーマシューティカル(0.2%減)、テレコミュニケーション(7.7%減)は対照的であった。

その他の成長寄与業種では、自由業(30.6%増)、専門サービス業(14.6%増)、企業・団体(20.3%増)が引き続き好調であった。前年同月比では、メディア・編集(6.1%増)および住居(7.7%増)が好調であった。

「残りの4ヶ月間、市場が安定するとすれば、2018年は前年比1.5%増となる。これは妥当な見通しだ」とダル・サッソは結論づけた。「複雑な2018年1月期の業績見通しを考慮しつつ、1月期の連結決算を1年を通しての判断材料とすることを想定している。