急速な都市化と購買力の向上により、さらなる成長が予測されるトラディショナルトレードが主流だが、モダントレードも拡大している

東京、2019年9月4日市場調査およびデータ分析のグローバルカンパニーであるニールセン・カンパニー合同会社は、小売業製造業に携わる日本企業の海外進出とさらなる成長をサポートするマーケット・エントリソリューションを提供します。

ベトナム統計局（SGO）によると、ベトナム市場は東南アジア諸国でもGDPではもっとも成長率の高い国です。

都市化が消費の拡大に貢献

近年は、総人口9,600万のうち、郊外地域に居住している6,200万の消費者の購買力の上昇に注目しています。

高級品などの高価格品のセグメントが形成されつつある。

経済発展に伴い、ベトナムの消費者の健康関連製品を高価格品への関心が高まりを見せています。消費者信頼感指数インデックス）」によると、回答者の43％が「健康」を最大の関心事項のひとつとして挙げており、グローバルの平均値22％を21ポイント上回ると、高価格品に関する調査に、35％の回答者がプレミアム製品を自由に購入できると回答、アジア太平洋地域の平均値18％を大幅に上回っています。

トラディショナルトレードが主流だが、モダントレードの成長も

ベトナムの流通市場ではトラディショナルトレードが主流ですが、モダントレードも急速な成長を見せています。

ニールセン・カンパニー合同会社 ルーク・バーウェイは「ベトナム市場進出に際しては、目的、市場のニーズ、カテゴリ特性に合致した流通戦略が不可欠です。現状ではトラディショナルトレードが引き続き主流であり、eコマースに関しては静観する必要があり、オンライン戦略におけるアセットマネジメントや消費者タッチポイント・マーケットの準備を進める必要があります」と述べられます。

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ニールセンについて

Nielsen Holdings plc（NYSE:NLSNは世界最大級のマーケティング調査＆データ分析の会社として、世界規模の消費者と市場における最も完全で信頼されたインサイトを提供しています。500企業として、世界人口の90％を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。nielsen.com