米国成人のメディア利用時間全体は、1日あたり10時間半で前年比横ばい。しかし、インターネット接続機器やアプリ・ウェブ・スマートフォンの利用が増加し、他の情報源に費やす時間が徐々に置き換わっているため、その時間が費やされる場所にはシフトが見られる。10世帯のうち7世帯近くがストリーミング・コンテンツを視聴できるデバイスを持ち、同程度の世帯がストリーミングSVODサービスを利用しているのだから、こうしたシフトは驚くことではない。
今回のニールセン・トータルオーディエンスレポートでは、メディア利用の前年比をご紹介し、比較可能な測定間隔において消費者の行動がどのように変化したかをお伝えします。デバイスや世帯タイプに関する標準的な普及率の推定に加え、過去1年間にデジタル消費がどのように進化してきたか、また、ストリーミングオーディオやビデオコンテンツにアクセスする消費者の旅を形作る影響要因に関する洞察も含まれています。