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ニールセン、クッキーレスの未来に備えて日本を含む15市場で強化されたデジタル測定用IDシステムを展開

1分で読む| 方寧,尼爾森媒體研究|2021年12月

2021年12月9日 - ニールセン(NYSE:NLSN)は本日、2022年2月1日から順次、日本を含む15市場において、デジタル広告視聴率(ダー)のために強化されたニールセン・アイデンティティ・システム(以下、ニールセンシステム。)をリリースすることを発表しました。このシステムの改良により、より正確なデジタル広告測定が可能となり、クッキーレス環境が将来においてもデジタルインプレッションが配信された数十億台のデバイスを視聴者属性と共に「人」と結びつけることができます。 

ニールセンは、クッキーやモバイル広告が規制され、使用できなくなりつつある問題に対処するため、また、ますますメディアが細分化されていく未来に備えて、今年7月にデジタルオーディエンス測定の改革を発表しました。

ニールセンIDシステムは、ニールセンがメディアエコシステム全体で、相互運用可能な方法でアイデンティティデータを統合するためのシステムです。広告主やパブリッシャーは、デジタル広告が視聴された際に、視聴者属性が適切に割り当てられ、ベースデバイスではなく、真に「人」ベースでの広告効果を把握するために、モバイルとPCのプラットフォーム間で視聴者の重複が排除されているニールセンの測定を利用することができます。

デジタル広告視聴率(DAR)のためのニールセンシステムは、2月1日に英国・イタリア・フランス、4月1日に日本・オーストラリア・インド・ドイツ、5月1日にスペイン・ブラジル・インドネシア・カナダ、6月1日にシンガポール・メキシコ・タイ・香港で順次リリースされる予定です。また、ニールセンは、2022年上半期にこれらの市場導入を行った後、他の市場でも順次ニールセンIDシステムをリリースする予定です。

ニールセンは、ニールセン、グローバルおよびローカルのデータプロバイダーとの関係を継続的に構築し、拡大していきます。

ニールセンのプロダクトマネジメント担当SVPであるサラ・ミラーは、以下のように述べています。ニールセンは、独自のデータ資産とニールセンのパネルデータを使用してライセンスされたサードパーティーのユーザー登録データの調整・修正できるだけでなく、高度な機械学習アルゴリズムを開発し、デジタルIDを「人」に割当てクラスター化し、また、市場のユーザーのユニバースに対するサードパーティーデータの歪みを補正することができます。システムが保有する膨大な数の情報によって支えられており、将来的に渡ってデジタル広告測定を強化することになるでしょう。

ニールセンのチーフロース・オフィサー兼インターナショナル・プレジデントのショーン・コーハンは、以下のように述べています。oneの一部として位置づけられます」。

ニールセンについて

ニールセンホールディングスplc(NYSE:NLSN)、メディア業界の全体的かつ客観的な理解を提供するための世界有数のデータと分析を提供しています。ニールセンはすべてのオーディエンスの声が重要であることを保証することに取り組んでいます

S&P500企業としてニールセンは、約60カ国で測定と分析のサービスを提供しています。