ニールセン、テレコムリサーチ&インサイト担当ディレクター、ドン・ケロッグ氏
消費者が携帯電話でニュース、天気予報、電子メール、ソーシャルネットワークをチェックする場合、多くの場合、モバイルウェブ版か、特別に作成されたモバイルアプリのどちらかを選択することになる。 しかし、彼らはどちらを好むのだろうか?少なくとも滞在時間という点では、モバイルアプリの方が長い。
ニールセン・スマートフォン・アナリティクス(Nielsen Smartphone Analytics)が初めて報告したデータによると、数千台のiOSおよびAndroidスマートフォンに設置されたオンデバイス・メーターのデータを追跡・分析する新たな取り組みで、米国の平均的なAndroid消費者は、1日あたり56分間、携帯電話でウェブやアプリに積極的に触れている。そのうち3分の2はモバイルアプリに費やされ、3分の1はモバイルウェブに費やされている。
さらに驚くべきことに、Androidには何十万ものアプリがあるにもかかわらず、ごく一部のアプリが利用時間の大半を占めている。 実際、アンドロイドの上位10アプリが、アンドロイドの消費者がモバイルアプリに費やす全時間の43パーセントを占めている。また、上位50のアプリは、利用時間全体の61パーセントを占めている。 本稿執筆時点で25万以上のAndroidアプリが利用可能であるため、残りの249,950以上のアプリが残りの39パーセントのパイを奪い合わなければならないことになる。
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