02_Elements/Icons/ArrowLeft 戻るインサイト

インサイト>デジタル&テクノロジー

商品の購入に利用するデバイスは、パソコンからスマートフォンにシフト~消費者のマルチスクリーンの利用状況~。

1 分で読む|10月2019

  • どの年代でもインターネット利用デバイスはスマートフォンが主流に
  • 30代以下の約半数は「化粧品」「電化製品」「ファッション」を実店舗で購入する際にオンラインで検討する。
  • 30代以下では2017年からデジタルのトリプルメディアの信頼度が全般的に増加

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 宮本淳)、消費者のマルチスクリーンの利用動向調査「ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2019(Nielsen Digital Consumer Database 2019)」をもとに、消費者のマルチスクリーン利用状況についての分析結果を発表しました。

年代別のデバイスの利用状況を見ると、どの年代でもスマートフォンからのインターネット利用が最も多くなっています。

デジタル・マルチスクリーン

各デバイスの利用目的を見ると、2017年と比較して、各デバイスの利用目的の順位に大きな変化はなかったものの、利用する人の割合に変化が見られました。

次に、デジタルネイティブとも言われる30代以下のショッピング関連の動向に注目すると、オンラインでの購入経験の多いカテゴリーでは、実店舗で購入する際にもオンラインで検討していることが分かりました。

デジタル・マルチスクリーン

最後に30代以下がどのような情報を信頼するかをソースごとに見ると、1位は「知人からの勧め」、2位は「オンラインに投稿された消費者の意見」、3位は「ブランドのウェブサイトなり」、それぞれ2017年から信頼度が増加しています。

デジタル・マルチスクリーン

当社アナリストのコヴァリョヴァ・ソフィヤは、次のように述べています。「インターネット利用デバイスとして、スマートフォンは、その利用者の数を拡大し、どの年代でも最も利用されるデバイスとなりました。

また、実店舗で商品を購入する際にオンラインで情報を収集し、消費者が購入の検討をする上で、オンラインかオフラインかという購入経路に関係なく、デジタル上での情報の重要性が増していると言えます。

ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2019 (ニールセン デジタルコンシューマーデータベース2019)について

ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2019(ニールセン デジタルコンシューマーデータベース2019)は、デバイス(スクリーン)とコンテンツ(サービス)の両面から、その利用状況を調査すること、今日の消費者が、「どのデバイスから」「何を視聴し、どんなサービスを利用している」のかを俯瞰できる基礎調査データです。

本年度の調査は2019年9月6日~9月9日にかけて実施され、スマートフォン、パソコン、タブレットのいずれかのデバイスを通して1回以上インターネットを利用している日本全国の15歳(高校生以上の男女計2,984人を対象に調査を行いました。

サンプル数は、上記3デバイスからのインターネット利用者の人口構成比によって割り当てられ、インターネットユーザーを代表するように割りつけられています。

類似の洞察を閲覧し続ける

私たちの製品は、あなたとあなたのビジネスをサポートします。

  • メディアへの影響

    貴社のターゲットに関するインサイトにより、貴社の顧客が全国レベルまたは地域レベルでどのようなメディアを消費しているかを知ることができます。

  • コムポイント

    消費者の購入までの経路を理解し、キャンペーンの目的を最適な組み合わせに合わせましょう。

  • Ad Intel

    チャネルやプラットフォームを横断する広告インテリジェンスで、競合他社に差をつけましょう。