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デジタルでスポーツ観戦を拡大させる、視聴できる場所を認知させることが重要

1分で読む|2020年2月

日本のテレビ業界の新しいトレンドとして、テレビ番組のデジタル上での同時配信開始に向けた動きが注目度を増しています。

消費者のスポーツコンテンツ視聴についての調査結果「スポーツオーディエンスのメディア利用2019-2020 Vol.2「東京2020オリンピック・パラリンピックを「観戦するつもり」と答えた人は、インターネット利用者のうち57%で、前回調査の2019年11月時点から4ポイント増加していました。特に、男性の観戦意向者では、前回調査より8ポイント増加しており、関心が高まっていることがわかります。

海外でも同様の傾向が見られますが、消費者は自分の都合にあったスケジュールで、好みのプラットフォームで最も興味のあるコンテンツを視聴しているものの、スポーツコンテンツは他のコンテンツとは異なり、消費者は通常、テレビ番組をライブで観戦することを好みます。

コンテンツを提供する企業は、このような潜在的にデジタル上で観戦する意向のある視聴者の認知を「配信状況に関する認知」に注意を払う必要があります。 箱根駅伝」テレビとデジタルの両方で配信されていたにも関わらず、デジタルデバイスでの視聴はわずか4%となっています。

当社シニアアナリストの高木史朗は、次のように述べています。「2020年はオリンピック・パラリンピックに向けて、様々な視聴スタイルの提供が開始されるため、消費者の視聴行動はこれまで以上に分散化することが予想されます。

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