コンファレンス・ボードが発表した世界の消費者信頼感指数は、2018年第1四半期に106を記録した。
世界の主要国の中では、米国とオランダの信頼感指数が+5ポイント、フランスが+3ポイント上昇した。
概して、ヨーロッパ、アフリカ、中東の国々では信頼感は低下傾向にあり、北アメリカでは肯定的な傾向にある。
欧州における信頼の向上は2018年3月期第1四半期に予定されている
消費者の信頼感指数は、経済成長および雇用の改善と並行して、2017年も欧州で上昇を止めなかった。2018年に入り、この上昇は止まり、欧州の信頼感は1ポイント回復し、第1四半期で87から86となった。この数値は、世界の他の地域と比較して歴史的に最も低い水準にとどまっている。ユーロ圏では、オーストリア、アルメニア、アイルランド、ペイ・バスのみが100を下回った。
今期、欧州で最も悪化したのはトルコ(-23ポイント)とブルガリア(-8ポイント)であった。フランスとフランスでは安定しているが、ベルギー(5ポイント増)とドイツ(5ポイント増)では上昇した。
フランスでは、信頼が維持されている
2017年、フランスの消費者の信頼感は79点という過去最高を記録した。これは2018年第1四半期も同程度のスコアで維持されている。雇用環境の改善が確認された。質問者の38%は、今後の雇用見通しが良好または優れていると回答した(前年の33%および2016年の16%)。同様に、不況感は引き続き低下し、前年の59%から54%に低下した。