新しいコンテンツが日々更新されるダイナミックなメディア環境で、日本では近年、視聴者が自分の嗜好や視聴スタイルに合わせてサービスを選択する傾向は強くなりつつあります。
まず、それぞれのサービス利用者の数の増加率に注目すると、有料動画利用者の数の増加は、無料動画アプリによるものの減少が分かります。
コンテンツを提供する企業としては、消費者のサービス利用傾向の変化を把握することが求められており、常に消費者の視聴トレンドを追いながら、最適にアプローチできる魅力的なコンテンツを創り出すことが一層重要となります、170万人が有料動画アプリを使用し、前年の836万人から大幅に増加していることが分かります。

女性消費者の有料動画に対してのニーズが拡大
各動画の利用状況を男女別にみると、女性の利用者数が上回り、有料動画アプリに対して関心が高いことが分かります。米国を含む他の市場でも、女性はメディア視聴が活発な消費者であり、動画市場においても、有料動画アプリへシフトしてきている傾向が伺えます。

一方で、コンテンツを制作する企業や広告主は、男性の動画利用に注目することも重要です。

当社アナリストのコヴァリョヴァ・ソフィヤは、次のように述べています。