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米国で加速するF1ファンダム

2分で読む|2018年10月

5大陸21カ国で開催されるF1レースは、5億人以上のファンを持つ世界的な人気モータースポーツである。

ヨーロッパと南米で最も人気のあるF1だが、北米でも人気が高まっている。F1は現在、10月のアメリカGPとメキシコGP、6月のカナダGPの3回、北米で開催されている。   

アメリカGPは2012年、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズでF1カレンダーに復帰した。その他の開催地としては、インディアナ州インディアナポリス(2000-2007年)、アリゾナ州フェニックス(1989-1991年)、ニューヨーク州ワトキンス・グレン(1961-1980年)、カリフォルニア州リバーサイド(1960年)、フロリダ州セブリング(1959年)などがある。

人気の世界的モータースポーツに対するアメリカ人の関心は、F1レースがアメリカに戻って以来、高まっている。サーキット・オブ・ジ・アメリカズでアメリカGPが初開催される数カ月前、『Nielsen SportsDNA(ニールセン・スポーツDNA)』によると、アメリカ人のF1への関心は17%だった。ファン追跡調査によると、今年は上昇しており、2018年5月の時点で21%が "非常に興味がある "または "やや興味がある "と答えている。興味のピークは2016年で、アメリカ資本のハースF1が2台体制で参戦を始めてから数カ月後のことだった。

米国のF1ファンの大半は25歳から44歳の男性で、世帯年収が7万5,000ドル以上である人が一般人よりも多い。

F1アメリカGPの開催地であるオースティンが、全米で最もF1ファンが集中している市場であることは、驚くべきことではない。 ニールセン・スカーバラの調査によると、オースティンは全米で最もF1ファンが集中している。INDYCAR本部のあるインディアナポリスもまた、F1に興味を持つ人口の割合でトップ5に入っている。

2015年以降、F1に参戦したアメリカ人ドライバーはいない。以下は グレースノート・スポーツによると、2015年シーズンをリザーブドライバーとしてスタートしたアレクサンダー・ロッシが、アメリカGPに参加した最後のアメリカ人だった。1990年以降に参戦したアメリカ人ドライバーは、スコット・スピードが唯一である。

オースティンで開催されたアメリカGPでは、イギリスのルイス・ハミルトンが6戦中5勝、セバスチャン・ベッテル(ドイツ)が残りの1勝を挙げている。

オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで10月19~21日に開催されるF1ピレリ・U.S.グランプリ。

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