アジア系アメリカ人は、来年2月のアナログテレビからデジタルテレビへの移行時に、テレビ放送を見られなくなるリスクが高いと、Multichannel Newsが土曜日に報じた。
ニールセンによると、今年7月の時点で、米国に住むアジア系移民の13%が、デジタルテレビ放送を受信できないテレビを所有していた。
月曜日にサンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙が報じた別の記事で、ニールセンのアン・エリオット氏は、経済的、文化的な理由から、デジタル・ハードウェアの準備ができていない家庭が多いと指摘した。
エリオット氏はユニオン・トリビューン紙に、黒人やヒスパニック系の世帯、35歳以下の人々も、デジタルへの移行に対する準備が不十分であると語った。
ニールセンによると、2月現在、米国の1300万世帯以上がアナログ放送しか受信できないテレビを持っている。 さらに600万世帯が、2009年2月18日のデジタル放送への移行後に使えなくなるテレビを少なくとも1台持っている。