ゲーム業界の大規模なカンファレンスであるE3が終了して以来、多くの人が、ニールセンについて 、どのタイトルが最もハイプ(消費者の関心)を集めたかを推測しています。オンラインでの話題性という点では、新たに発表されたいくつかのタイトルが注目を集め、New Super Mario Brothers Wiiは E3での話題性の4.6%を占め、首位に立ちました。しかし、NielsenのVideo Game Tracking調査でゲーマー心理を見ると、先週の時点で、Halo ODSTと God of War IIIが消費者の購入意欲をリードしていることがわかります。
下の表は、この指標で30%以上を獲得した、今後1ヶ月以内に発売されるゲームのポジティブな購入意欲(「ぜひ買いたい」「たぶん買いたい」の合計)を示しています。 これら12タイトルのほとんどは、E3において何らかの形でトレーラーが公開されたか、ゲームプレイがデモされたものです。しかし、興味深いことに、これらのタイトルの購入に対する消費者の関心は、E3開催前と開催後では大きくは変化していません。ほとんどがせいぜい1~2%の増減で、これは誤差の範囲内です。つまり、すでにユーザーの心を掴んでいるゲームは、そのまま維持されたのです。
タイトル | E3後の1週間(6月7日~6月14日) |
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ヘイローODST (2009/9/22) | 53% |
ゴッド・オブ・ウォーIII(2010年3月) | 49% |
Wii Sports Resort (2009/7/28) | 45% |
ギターヒーロー5 (2009/9/1) | 42% |
ファイナルファンタジーXIII(2010年4月) | 37% |
マッデン 2010 (2009/8/14) | 35% |
ギターヒーロー:ヴァン・ヘイレン (2009/12/1) | 34% |
アサシンクリード2 (2009/11/17) | 32% |
ニードフォースピード:シフト (2009/9/22) | 32% |
ニードフォースピード:ニトロ (2009/10/17) | 32% |
NCAA Football 10 (2009/7/14) | 32% |
ビートルズ・ロックバンド (2009/9/8) | 30% |
出典ニールセン・カンパニー |