多くのヒスパニック系消費者にとって、音楽は日常生活や特別な日に欠かせないものです。当社の年次報告書「Music 360」によると、米国のヒスパニック系人口（13 歳以上）の 93% が過去 1 年間に音楽を聴き、59% が音楽を重要視しています（一般人口の 51%）。
また、ヒスパニック系の音楽リスナーは、ソーシャル・メディア上でアーティストとの関わりも非常に深く、70％がソーシャルメディアで好きなアーティストをフォローしていると答えています（一般人口の55％）。ヒスパニック系消費者は音楽への情熱が強いため、お気に入りのアーティストを楽しむためにより多くの出費を惜しみません。音楽リスナーの平均が156ドルであるのに対し、彼らは年間181ドルを音楽に費やしています。では、ヒスパニック系消費者は音楽予算をどのように活用しているのでしょうか。ライブイベントが最も重要である。
ライブコンサートや音楽フェスティバルも人気だが、ヒスパニック音楽のリスナーは、小規模なライブハウスでのセッションや、生演奏のDJがいるクラブイベントを特に好む。
ライブイベントを通じてヒスパニック系音楽リスナーとの関わりを持ちたいと考えているブランドは、無料景品、無料 Wi-Fi ホットスポット、野外音楽フェスティバルの冷房テントなど、このグループに響くアクティベーションがあることに気づくだろう。
生演奏を聴くにしても、録音を聴くにしても、ヒスパニック系消費者が選ぶジャンルは非常に多様である。ラテン音楽はファンの間で人気が高いが、ヒスパニック系リスナーは、ヒップホップ、EDM（エレクトロニック・ダンス・ミュージック）、ラップなどの都会的なジャンルや、ジャズ、クリスチャン・ミュージックも一般の人々よりも好む。しかし、ロック、カントリー、オールディーズを聴く傾向は低い。
