2017年、アメリカ人が音楽を聴く時間は平均して週に32時間強で、昨年より5.5時間増えている。なぜこんなことが可能なのか？テクノロジーだ。家庭でも、職場でも、旅行中でも、人々はかつてないほど多くの音楽を、より多くのデバイスから消費している。

新しいテクノロジーと最新のガジェットによって、リスナーはいつでもどこでもシームレスに音楽に接することができる。スマートフォン、ラップトップ、タブレットは、家庭で音楽を聴くための最も重要なデバイスのひとつであり、ラジオは依然として車内で聴くものだが、新しいテクノロジーはますます重要性を増している。

音楽リスナーは、通常1週間に平均3.4台のデバイスを使って音楽と関わっている（10代とミレニアル世代は平均3.8台）。現在ストリーミングサービスにお金を払っている人は平均4.8台、毎週AM/FMラジオを聴いている人は平均5.5台を使用している。

スマートフォン、ノートパソコン、テレビが音楽を聴く最も一般的な方法であることに変わりはないが、より新しい技術が主流になりつつあり、自宅や車内での音楽体験をさらにパーソナライズしている。消費者は今、音声制御機器やハイエンドの専用ヘッドフォンを毎週のリスニング習慣に取り入れている。

米国の音楽リスナーは量と質の両方を重視し、30％が最高品質の音楽技術にもっとお金を払ってもいいと答えている。この数字は、ミレニアル世代では40％に上る。

米国の音楽リスナーの嗜好と行動に関する詳細情報は、2017年Music 360 Reportに掲載されており、ハイライトはこちらをご覧ください。