ニールセンとNM Inciteの『U.S. Digital Consumer Report』によると、2000年以降、インターネットにアクセスできるアメリカ人の数は、1億3220万人から2億7400万人へと2倍以上に増えた。そのため、オンライン・コンテンツがアメリカ人のエンターテインメントに占める割合がますます増えているのも当然だろう。2011年末時点では、消費者のおよそ3分の1が、NetflixやHulu Plusのような有料定額サービスを通じて、映画やテレビ番組のような長編コンテンツをインターネットからストリーミング視聴している。
イン?ホーム・ストリーミング体験:2011年10月、1200万人のユニークビデオコンシューマーがHuluから、620万人がNetflixから自宅のコンピュータでストリーミングを視聴しており、これらのブランドはテレビと映画コンテンツのオンラインストリーミングにおける2大プレイヤーである。
では、誰が自宅のパソコンでNetflixやHuluを見ているのだろうか?
年齢:興味深いことに、Huluの視聴者の31パーセントは18歳から34歳の年齢層だが、ユーザーの3分の1以上は50歳以上である。Netflixは若干若く、18~34歳のユーザーが40%、50歳以上が17%となっている。
性別NetflixとHuluの利用者の大半は女性で、それぞれ57%と59%を占めている。NetflixとHuluで動画コンテンツを視聴する総時間の64%を占めている。これは、最近のニールセン・クロス?プラットフォーム・レポートで指摘されているように、女性は男性よりもオンラインビデオのストリーミングが全体的に少ないため、特に注目に値する。
人種と民族:どちらのサービスも視聴者の4分の3以上が白人で、アフリカ系アメリカ人とアジア人の視聴者比率は比較的均等である。ヒスパニック系はHuluよりもNetflixでビデオを視聴する傾向が強く、Netflixの視聴者の16%を占めるのに対し、Huluは11%。