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ポップコーン・ピープル米国映画ファンのプロフィール

2分で読む|2013年1月

ニールセンは、映画賞シーズンが続く中、毎年の映画ファンの動向について考察している。ニールセンNRG(ナショナル・リサーチ・グループ)の2012年アメリカ映画鑑賞レポートによると、12歳以上のアメリカ人の70%が過去12ヶ月間に映画館で1本以上の映画を観たと回答しており、これは前年とほぼ同じである。映画鑑賞者の人口構成はここ数年比較的安定しているが、若年層(12~24歳)と最高齢層(65~74歳)の割合が徐々に増加し、中年層(25~54歳)が犠牲になっている。

新作映画の全体的な観客動員数は前年並み(1人平均6.8本、2011年は6.9本)で、ヒスパニック系(12%)、25~34歳(7%)、12~17歳の若者(3%)、男性(3%)の間で映画鑑賞が増加した。2012年には、女性の観客が男性の観客をわずかに上回ったが(それぞれ51%、49%)、男性が劇場入場者数の55%を占めた。

人種・民族別に見ると、ヒスパニック系が最も多く映画を見ており、映画人口に占める割合は18%であったが、見た映画全体の25%を占めた。ヒスパニック系はまた、2012年に前年より多くの映画を観に行った唯一の層であり、2011年の平均8.5本に対し、9.5本であった。

 2012年の報告書では、ヒスパニック系住民にとって映画館に行くことは、特に文化的にポジティブな意味を持つようであることが強調されている。また、映画を観た後、映画について語り合う時間を過ごす傾向が強かった(66%対53%)。

 方法論

2012年8月から9月にかけて、年齢、性別、人種別に全米の映画ファン人口を代表する12歳から74歳のアメリカ人3,000人以上を対象に、オンライン、電話、訪問による2段階の調査を実施。「映画ファン」とは、過去12ヶ月間に少なくとも1回、映画館で映画を観たことがある人と定義される。

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