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プリントへの愛着-それは子育てに通じる

2分で読めるシリーズ|2014年11月

テクノロジーの進化がコンテンツの消費方法に影響を与え続けている一方で、米国の親たちの多くは、読書に関しては依然として活字を重要視しています。場合によっては、購入習慣が示す以上に活字のファンであることもある。

Nielsenの「Children's Books in the Digital World」レポートでは、12歳以下の子どもを持つ親に、子どものために最後に買った本の形式を尋ねています。6歳までの子供の親の96%が印刷された本を買ったと回答し、7歳から12歳までの子供の親の94%が印刷された本を買ったと回答しています。しかし、ニールセンの書籍販売報告に関する調査「Books and Consumer」によると、2014年第1四半期には、児童書の25%~32%が電子書籍として購入されたことが判明しています。つまり、このデータに基づくと、親は自分の購買行動を白状していないニールセンについて 、電子書籍の購入について過少申告している可能性が示唆されるのです。

理由は定かではないが、保護者は活字に偏っているようである。これは、保護者が「本」を印刷された具体的なテキストとしてイメージしているためか、あるいは保護者自身の自己観に関わる微妙な偏見によるものか、形式に関する様々なメッセージは、本や読書に関する認識と現実に関する興味深い物語を示している。

電子書籍「ビヘイビア」。混在する物語

2014年第1四半期における電子書籍の購入状況 25%-32%
電子書籍購入の報告 5%
読んだ本のうち、電子書籍の割合はどのくらいか(全年齢対象) 13%
あなたのお子さんは電子書籍を読みますか? 50%
出典ニールセン

フォーマットの好みの変化に加え、消費者はデジタルでの読み 方も変化させつつある。実際、ニールセンの Children's Book Summit の共同議長であり、Bookigee の CEO であるクリステン マクリーンは、あらゆる年齢層の消費者が、電子書籍リーダーから タブレット端末に着実に移行していると述べている。とはいえ、彼女は、スクリーンでは再現できない印刷の要素があるため、印刷がどこにも行かないというわけではないと強調している。

その他、インサイト ニールセンについて テクノロジーが書籍業界に与える影響については、2014年12月12日にニューヨークで開催されるニールセンのChildren's Book Summitにご参加ください。

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