インドの通信事業者はここ数年、繁栄の波に乗ってきた。しかし、2016年後半に4Gが開始された後、通話料とデータ通信料は大幅に是正された。端末価格もそれに追随し、複数のメーカーが未曾有の市場需要を取り込もうとした。この機会をとらえ、中国やインドの新しい端末メーカーが5,000インドルピー以下のモデルをデビューさせ、これらのメーカーの2倍の価格帯のモデルに代わる経済的な選択肢を提供した。この手頃な価格のスマートフォンの突然の流入は、フィーチャーフォンからアップグレードした、あるいはまったく新しい携帯電話ユーザーである新しい消費者層を生み出した。
ユーザープロフィール
我々の調査によると、インドのエントリーレベル・ユーザーのほぼ半数は15歳から24歳で、そのほとんどが学生であり、プレミアム端末の所有者よりは裕福ではないものの、データ通信に貪欲であると推測される。プレミアム端末ユーザーの60%は24歳以上で、主に社会人や自営業者である。このようなユーザーは、通常、裕福でデータ通信に貪欲である。予想通り、人口1,000万人以上の町で高価な端末の所有が目立つ。エントリーレベルの端末を持つユーザーの半数以上は、人口1,000万人未満の小さな町のユーザーである。
インド東部地域の消費者はエントリーレベルの携帯電話を好み、プレミアム携帯電話の所有比率はインドの他の地域と比べて非常に低い。
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