2019年第1四半期の広告費は4％増

Television Still Dominates with Total Advertising Expenditures of Rp30.9 Trillion

Government Institutions and Political Organizations Contribute 12 Percent of Advertising Expenditures Throughout the 2019 Election Campaign Period

ジャカルタ、2019年4月30日 - 2019年第1四半期の広告費は前年同期比4％と比較的安定していた。ニールセン・インドネシアが本日発表したニールセン・アドバタイジング・インテリジェンス（Ad Intel）の調査結果によると、テレビは依然として30.9兆IDRの総支出で支配的であり、2018年同期と比較して8％の伸びを示した。

大統領選挙は、いくつかのメディアの広告動向に影響を与えている。この選挙の年の第1四半期では、広告費の最大の部分はIDR2Trillion（11％増）と政府および政治団体のカテゴリから来て、IDR1,9Trillionの総広告費とオンラインサービスのカテゴリが続いている。

第3位の広告主はヘアケア部門で、総支出額は1.8兆ルピアである。クローブたばこ部門は1.7兆ルピアで29％の伸びを示した。第5位は、前年同期比37％増のインスタント食品部門で、総広告費は1.5兆ルピアである。

ブランド別では、Mi Sedaap、Counterpain、Gudang Garam Moveが依然としてテレビを席巻している。紙媒体では、政府部門が最大の広告主となり、その中には南スマトラ州政府、リアウ州政府、ランプン州政府が含まれる。一方、ラジオ広告はシェル、Belimobilgue.co.id、Gulatesが独占している。

政府・政治団体が広告費支出動向を盛り上げる

選挙キャンペーン期間中（2019年3月24日〜4月13日）、総広告費のうち、政府・政治団体は1.1Trillion IDRの総広告費で12％のかなりの部分を貢献した。この数字は、IDR429Billionの総広告費で2018年の選挙キャンペーン期間と比較して大幅に増加した。イラスト1参照

選挙キャンペーン期間中の政府・政治機関の広告費総額のうち、最も多く支出したのは大統領・副大統領候補で2,066億ルピア、次いで一般選挙管理委員会（KPU）で932億ルピアであった。このカテゴリーで3番目に大きな広告主は議員候補で、その総支出は920億ルピアに達した。4位と5位は、Partai Persatuan Indonesia（607億ルピア）とPartai Solidaritas Indonesia（515億ルピア）であった。

テレビ視聴者から好意的な反応を得た総選挙

The Presidential Election (Pilpres) Debate which was held 5 times by the General Elections Commission (KPU) gained more viewers than the debate aired on television in the previous 2014 Election period. Results of Nielsen TV Audience Measurement (TAM) revealed that in addition to more TV stations broadcasting Presidential Election Debate events in 2019, this year’s Presidential Election Debate also gained audience reach of 67.9 percent, which is bigger than the one in 2014 (62.9%)

視聴率という点では、2019年の大統領選挙の5つの討論会は、2014年に比べて討論会番組を放送するテレビ局の数が多かったため、より高い総合視聴率を獲得した。2019年の最高視聴率は2回目の討論会、すなわちジョコウィ対プラボウォの大統領候補討論会で18.8％だった。実際、2019年4月17日の選挙日から2日以内でも、総選挙関連の番組は4月18日に13.2％、4月19日に13.8％とかなり高い視聴率を獲得している。

"2019年第1四半期を通じて、政府・政治部門の広告の貢献度は5.5％であったが、2019年3月24日から4月13日までのKPUによって認められている選挙キャンペーン期間では、政党広告は総広告費の12％に達した。ニールセン・メディアのエグゼクティブ・ディレクター、ヘレン・カタリーナ氏は、「これは、政党が依然として、認知度向上とブランディングにおけるマスメディアの強みを信じていることを示している」と述べた。「また、選挙関連番組の高視聴率は、11都市のテレビ視聴者が選挙開始から選挙後までニールセンについて、選挙に非常に熱心であることを示している。今年は、人々が総選挙により熱心に取り組んでいると言える。"

ニールセンが11都市で実施したTAM調査でも、選挙当日の視聴者のテレビ視聴時間は平均5時間30分（平日比12％増）と長い傾向にあることがわかった。この傾向は、選挙期間中に放送される「Quick Count」番組にも起因している。図2参照

In terms of viewer profile, on the Election Day the viewership from voters also increased across all age ranges and socioeconomic classes compared to normal days. In terms of audience age, the highest rating came from 50+ years old viewers(17.7%), while the viewers from Middle Class were the highest with the rating of 14.3 percent.

*****

図1 政府・政治団体部門の広告主トップ10

図2 2019年選挙当日のテレビ視聴者数

ニールセンについてニールセン広告インテル

広告費情報は、インドネシアの広告活動をモニターしているアド・インテルのデータから引用している。2018年の広告モニタリングには、全国テレビ局15社、新聞98紙、雑誌・タブロイド65誌が含まれる。広告費の数値は、割引、ボーナス、プロモ、パッケージ価格などを計算しないグロスレートカードに基づいている。

ニールセンについてニールセン・タム

インドネシアのニールセンTAMは、インドネシアの11都市（ジャカルタ、バンドン、ジョグジャカルタ、スマラン、スラカルタ、スラバヤ、デンパサール、メダン、パレンバン、マカッサル、バンジャルマシン）の5歳以上の8,000人以上を対象に、全国ネットのテレビ番組の視聴率を測定した。測定結果は、格付け、シェア、指標値で示される。

Clients interested in Nielsen Ad Intel Study should contact their local Nielsen representative.

Non-clients interested in Nielsen Ad Intel Study can send email to nielsen.indonesia@nielsen.com