当社の最新グローバル広告信頼度レポートから、友人や家族からの推薦という形の「アーンド・メディア」が、オーストラリアの消費者の間で最も信頼される広告形態であり続けていることが明らかになった。オンラインやソーシャル・メディア・コンテンツへの関与と消費の増加に伴い、消費者が自分の声を発信するプラットフォームは、はるかに広く、はるかに影響力のあるものとなっている。
伝統的な広告プラットフォームは、大衆にリーチできることから、マーケティング・メッセージの配信において依然として重要な役割を担っており、この報告書によると、伝統的な広告は依然としてオーストラリアの消費者の強い支持を得ている。
広告主にとって、消費者がメッセージとブランドの両方と記憶に残る有意義なつながりを持つことは極めて重要である。印刷物、看板、テレビ、オンラインなど、広告の配信形態にかかわらず、消費者に効果的にリーチするには、消費者の心に語りかけ、購入の意思決定をする際に消費者に好影響を与えるメッセージが前提となる。
広告主が、ますます細分化された今日のメディア状況の中で際立つことを目指す中、個々の広告手段は、消費者にリーチするための公式の一部に過ぎない。適切な広告ミックスを行い、消費者の共感を得ることで記憶に残るブランド・アイデンティティを確立することは、この成熟した市場においてますます重要になっている。また、メッセージを他者と共有する方法を見つけることは、うまく実行すれば明確な利点がある。
ニールセン・グローバル広告信頼度調査(レポートをダウンロードするにはここをクリック)」は、58カ国の29,000人以上のインターネット回答者を対象に、ペイド広告、アーンド広告、オウンド広告の19のフォーマットに関する消費者心理を測定したものである。
以下は、オーストラリア大会のハイライトである:
オーストラリアの消費者は友人や家族を信頼する オーストラリアの消費者の8割が、家族や友人からの推薦を信頼すると答え、2007年から7ポイント上昇した。家族や友人からの推薦は、オーストラリアの消費者に最も影響力のある広告ソースであり続けている。
伝統的な広告への信頼は依然として根強いテレビ、雑誌、新聞広告は、オーストラリアの消費者が最も信頼する有料広告のひとつであり続けている。半数以上(54%)の消費者がテレビ広告を信頼すると答え、66%がテレビCMをきっかけに行動を起こすと回答した。
オンライン広告とモバイル広告の信頼性が向上ブランドウェブサイト上のメッセージの信頼性が向上したことに加え、回答者のほぼ半数(54%)が消費者同意の電子メールメッセージを、ほぼ3分の1(32%)が検索エンジンの検索結果の広告を信頼すると回答し、オンラインビデオ広告(31%)とソーシャルネットワーク上の広告(27%)も支持を集めた。
ユーモアVS現実ユーモアのある広告がオーストラリアの消費者の共感を得た。女性消費者ではなおさらだ。