ニールセンのUAEラジオ聴取率測定2018年第4四半期データ発表によると、ラジオは今年最終四半期に勢いを取り戻した。第4四半期は、涼しい秋から冬にかけて住民が長い夏休みから戻り、子供たちが学校に戻るため、通常、国全体のラジオ聴取が活気づく時期である。2018年第4四半期には、10歳以上のUAE総人口の93％が毎週ラジオにチャンネルを合わせており、これは前四半期からリーチが4％増加（307,000リスナー）し、2017年第4四半期のリスニングレベルと同等であった。  

ニールセンのUAEラジオ聴取率測定は、10歳以上の全個人を対象に全国53のラジオ局の聴取率を測定するもので、ドバイと北部首長国連邦の住民が当四半期の聴取率の伸びを牽引したことが明らかになった。アブダビは依然としてラジオ聴取率が最も高い首長国で、18年第4四半期の10歳以上のラジオ聴取率はほぼ100％だった。

夏以降にUAEに戻ったフィリピン人からの聴取が10％、南アジア人からの聴取が5％増加した。ほとんどの国籍のリスナーが、第3四半期と比較して90％以上の高いリーチを示している。

ラジオ測定の通年（2018年第1四半期から第4四半期）が終了し、深夜帯の聴取者の多さがUAEにおけるラジオ聴取の一貫した一部であることがわかるようになった。第4四半期のデータでも、午後8時から午前12時までのラジオは、朝やドライブタイムよりも多くのリスナーにリーチしていることが浮き彫りになった。

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