ニールセン・ホーム・エンタテインメントの最近の調査によると、このブラックフライデーとサンクスギビングの週末は、大特価品と大幅な割引が米国の消費者の買い物を誘った。回答者は、最もお買い得な商品に惹かれたと述べているが、品揃えや好みの小売店で買い物ができることも要因の一つであると指摘している。
ブラックフライデーの翌週に調査した2,000人の回答者のうち、DVDまたはブルーレイディスクで映画を購入したと答えたのは37％で、デジタルダウンロードで映画を購入したのはわずか13％だった。
連休中、回答者は平均4枚の新作DVDまたはブルーレイディスクを購入し、4枚のうち3枚は2012年の新作映画だった。
ブラックフライデーは、他人のために買い物をするのに最適な時期としてよく売り出されるが、今回の調査では、回答者の多くが自分自身のために商品を購入することで、割引やお買い得情報を活用していることが示された。
- 回答者の69％が自分のために購入したと答えた。
- 他人のために買い物をした回答者のうち、20％が18歳未満の相手へのプレゼントを探していると答えた。
最もお買い得な商品を求めていることに加え、回答者 は、計画した買い物行動と実際の買い物行動の原動力と なったその他の要因の順位付けを求められた際にも、 好みの小売店の品揃えと商品を求めていると答えた。回答者は、小売業者を選択する要因のトップは「お買い得品」であることに同意しているが、この要因は、意図した買い物と実際の買い物の割合の間で最も大きなばらつきがあった。
調査はまた、次のようにも指摘している：
- 調査回答者の半数以上がブラックフライデーの週末に買い物をした、
- 回答者の4分の1がサイバーマンデーに買い物をした。
- サイバーマンデーのセールを知らないと回答した人はわずか6％だった。
回答者の5人に1人弱が、感謝祭の午後8時から午前0時までの間、早割りのブラックフライデー・ショッピングに参加し、早い時間帯のお買い得品を利用した。これらの早割りの買い物客は、ブラックフライデーの週末の買い物客全体の中で、週末を通しての時間帯に買い物をした人に比べ、僅差で最も高い割合を占めた。
出典ニールセン・ホームエンタテインメント・トラッキング、2012年11月・12月（米国13～54歳サンプル）。
注：2週間にわたって2つの独立したサンプルから収集したデータ。
