スマートフォンやコネクテッドデバイスを利用する消費者が増える中、モバイルアプリの重要性を避けて通ることはできない。例えば、ニールセンのコンシューマー360カンファレンスで、ニールセンのテレコム部門CEOであるジョナサン・カーソンが共有したデータによると、アンドロイドスマートフォンの全アクティビティの56%はアプリが占めている。
また、日本コカ・コーラの江幡浩人氏、Pandoraのハイディ・ブラウニング氏、Hotels.comのデイビッド・ヤング氏を迎え、モバイルアプリを使った体験談を語ってもらった。
何が有効か?
カーソンは、「恩返し」するブランドアプリは、他のアプリよりもずっと人気があると指摘した。リワードアプリは特に人気がある。
アプリのプロモーションとマーケティングに関して、カーソンは "口コミ "の重要性を強調した。実際、ブランドアプリの場合、それが最も一般的な "発見 "の形である。(消費者はまた、ブランドアプリをダウンロードするかどうかの決定には、ブランドとの親和性や、評価やレビューといった第三者の推薦が重要であると回答した。
パンドラ社のハイディ・ブラウニング氏は、モバイル戦略は3つのポイントにかかっていると指摘した。「シンプルにすること。「アプリを使うのは、ラジオをつけるのと同じくらい簡単であるべきです。また、"シームレス "にすることも重要で、そうすることで、ユーザーはどのデバイスを使っても同じ体験をすることができる。そして最後に、パーソナライズすること。「パーソナライゼーションをうまく行うと、情熱が生まれるので報われます」とブラウニング氏は指摘する。「そして、情熱がエンゲージメントを生むのです」。
カーソンは、アプリを成功させるための必須事項を詳細に説明した:
- 事前に成功を定義する:誰にリーチしようとしているのか?何を達成しようとしているのか?適切な測定基準や重要業績評価指標(KPI)は何か?
- アプリは戦略をサポートするものであり、それ自体が戦略ではない。
- 価格比較、染み抜きのコツ、レシピ、天気など、消費者に役立つ情報を提供する。
- ブランドを守る:優れたアプリはブランドを活性化させるが、「バグだらけ」のアプリはブランドを破壊する。