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オンライン、ソーシャル、モバイル広告に対する消費者の信頼が高まる

2分で読めるシリーズ|2012年4月

ここ数年のソーシャルネットワークと消費者生成メディアの爆発的な普及は、消費者が意思決定プロセスにおいて、知り合いやネット上の消費者からのクチコミに頼ることが著しく増えたため、引き続き広告に大きな影響を及ぼしていると考えられます。

ニールセンが56カ国の28,000人以上のインターネット回答者を対象に実施した最新の「広告に対する信頼度」レポートによると、世界中の消費者の92%が、友人や家族からの推薦など、他のどの広告よりもアーンドメディアを信頼すると答えており、2007年から18%増加しています。オンライン消費者レビューは、ブランド情報やメッセージの発信源として2番目に信頼されており、オンライン調査を行った世界の消費者の70%が、このプラットフォーム上のメッセージを信頼していると回答しており、4年間で15%増加しています。

また、世界のオンライン消費者の約6分の1(58%)が企業のウェブサイト上のメッセージを信頼し、半数が受信契約をしたEメールのメッセージを信頼していることがわかりました。ウェブ上では、10人に4人が検索エンジンの検索結果に表示される広告を、36%がオンラインビデオ広告を、3分の1がオンラインバナー広告のメッセージを信頼しており、2007年から27%の増加となっています。2011年のニールセンの調査で新たに導入されたソーシャルネットワーク上のスポンサー広告は、全世界の回答者の36%が信頼していると回答しています。

タブレットやスマートフォンなどのモバイル機器のディスプレイ広告(ビデオやバナー)は、世界の回答者の3分の1が信頼しており、携帯電話のテキスト広告の消費者信頼度(29%)よりもわずかに高いことが報告されています。携帯電話向け広告の消費者信頼度はまだ低いものの、2007年以降61%、2009年以降21%増加していると報告されています。

従来の有料メディアに関しては、世界中の消費者の約半数がテレビ(47%)、雑誌(47%)、新聞(46%)の広告を信頼すると答えていますが、2009年から2011年の間に信頼度はそれぞれ24%、20%、25%低下しています。それでも、ニールセンの最新版Global AdView Pulseによると、2011年の世界の広告費全体は2010年より7%増加しました。この広告費の伸びは、テレビ広告の10%増に牽引されたものです。

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