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マス・アピール。世界の消費者に響く広告の特徴

2分で読めるシリーズ|2013年10月

広告主は、今日の細分化されたメディア環境の中で目立つことを目指していますが、広告は消費者に到達するための公式の一部に過ぎません。ニールセンの最新レポート「広告に対する信頼度調査」では、58カ国の29,000人以上のインターネット回答者を対象に、有料、有料、無料の19種類の広告フォーマットに対する消費者心理を調査しています。

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全世界の回答者の 47%が、 ユーモラスな広告が最も共感を呼ぶと回答しています。地域別では、北米、ヨーロッパ、中東、アフリカの調査回答者が、笑いを誘う広告が最も魅力的であると回答しています。一方、中南米とアジア太平洋地域では、57%の回答者が、現実のシチュエーションを扱った本格的な広告が最も心に響く、と回答しています。また、「家族」や「健康」をテーマにした広告も、世界的に高い評価を得ています。

「広告主にとって、消費者がメッセージとブランドの両方と記憶に残る有意義なつながりを持つことは極めて重要です」と、ニールセンの広告主ソリューション部門のグローバルヘッドであるランドール・ビアードは述べています。「広告の配信形態が印刷物、看板、テレビ、オンラインにかかわらず、消費者に効果的にリーチするためには、購入の意思決定をする際に消費者に好感を与えるメッセージを発信することが前提条件となります。このような好ましい意思決定は、マーケティングROIの重要な指標となります。最近のニールセンの調査によると、地域によって好みの違いはあるものの、コメディーリリーフ、親しみやすい状況、家族や健康をテーマにしたものは、世界中の消費者の心に響くことが分かっています」。

方法論

ニールセン世界広告信頼度調査は、2013年2月18日から3月8日にかけて、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、アフリカ、北米の58カ国において、29,000人以上の消費者を対象に実施されました。サンプルは、各国のインターネット利用者をもとに年齢と性別でクォータを設定し、インターネット消費者を代表するように重み付けを行い、最大誤差は±0.6%となっています。このニールセンの調査は、オンラインにアクセスできる回答者のみの行動に基づいています。インターネットの普及率は国によって異なります。ニールセンは、調査の対象として、インターネット普及率60%またはオンライン人口1,000万人を最低報告基準としています。世界消費者信頼感調査を含むニールセングローバルサーベイは2005年に設立されました。

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