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米国のPeriscope利用拡大から考えるライブ配信サービスの可能性

デジタル | 2016-04-20
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去る4月12日から13日にかけて、米サンフランシスコでFacebookが主催する開発者向けのカンファレンス「F8」が開催されました。様々な技術が紹介されましたが、そのうちのひとつに誰でもライブ配信機能「Facebook Live」を搭載することが可能になるAPIが公開されています。「Facebook Live」はこの発表の少し前の2月に一般ユーザーでもライブ配信を利用できるように機能を公開しており、Facebookがライブ配信の可能性に注目していることが分かります。昨年から今年にかけて、米国ではライブ配信サービスを企業がマーケティングに活用する動きが活発化しています。そこで今回は日本でもいくつかの企業で新たなサービスが開始されている「ライブ配信」の今後の可能性について考えてみたいと思います。

SNSプラットフォームがライブ配信サービスの展開を開始

前述のとおり、「Facebook Live」は今年の2月に一般のユーザーでも利用できるようにリリースされており(本稿執筆時点において利用できるユーザーが順次拡大中)、投稿をするのと同じ要領で誰でもが手軽にライブ配信を行うことが可能になります。これ以前は大手メディアや企業、著名人などが利用していましたが、一般のユーザーへの公開されたことで今後どのように利用が拡大していくのか注目しておくべき点です。

「Facebook Live」より先に一般のユーザーが誰でも簡単にライブ配信できるサービスとしては「YouTubeLive」や「Meerkat」など様々ありましたが、昨年から特に注目を集め企業のマーケティングにも活用されているのがTwitter社が買収した「Periscope(ペリスコープ)」です。「Periscope」は2015年3月にサービスを開始した、ライブ配信ができるスマホアプリで、その年にApple社が選ぶApp of the yearにも選ばれました。米ニールセンのデータでは2016年3月現在、月に489万人が利用し、1人あたりの平均月間利用時間が約53分、1回あたりの平均利用時間は約6分半となっています(図表1)。このように、TwitterやFacebookといった大手のSNSプラットフォームがそのユーザー規模をベースにサービスを展開し始めています。

スマホ1台で誰でもライブ配信

「Periscope」の最大の特徴は、スマホ一台あれば誰もが手軽にライブ配信ができる点であると言えます。Twitterを利用しているユーザーであればTwitterのIDでそのままログインでき、あとはライブ配信のボタンを押せば直ぐにライブが開始できるという手軽さです。利用できる機能は、配信する際に全体に公開するのか、限定公開にするのか、位置情報を付与するかといったシンプルなもので、直感的に思い立った時にライブ配信が可能になります。視聴する際は、リストや地図上にマッピングされた配信一覧から視聴したいライブを選択して視聴を始め、気になる配信者にはコメントや、ハート(いいね的なもの)を送ることができます。最近ではTwitter上で配信が見られるなど連携も強化されています。配信者の多くは視聴者から送られるコメントに答える形で、リアルタイムにコミュニケーションを取りながらライブ配信をすることが一般的な利用方法となっているようです。

米国で拡大しつつある企業のPeriscopeのマーケティング活用

この「Periscope」は企業の利用も増加しています。特にファッション関連の企業で活発に利用され始めています。例えばファッションショーの参加者がランウェイの様子を観客席から中継したり、モデルや関係者がバックステージからショーの様子を中継したりと様々な角度から配信されています。ファッション関係以外でもスナック菓子の「Doritos」やアメリカの小売業大手の「Target」などが「Periscope」を利用し注目されています。特に2月のグラミー賞では「Target」がスポンサーとなったCM枠で、歌手のグウェン・ステファニーが生放送でパフォーマンスしながら、同時にミュージック・ビデオを収録するという取り組みが話題になっていましたが、その中でも出演者の一人がステージの後方から「Periscope」を活用しライブ配信するなど、リアルタイムにファンとコミュニケーションする施策がおこなわれていました。実際にこの月は「Periscope」の利用者が550万人を超えていました。

日本でのライブ配信の動向

日本に目を向けると、「Periscope」は未だアーリーアダプターが利用している状況で利用者は少なく、マーケティングに活用している企業もわずかで認知度はそれほど高くありません。

ライブ配信サービスで多くの注目が集まっているのは、LINEが開始した「LINE Live」やサイバーエージェントの「Abema TV FRESH」などがあり、番組によっては数十万人から百万人規模の視聴者を獲得していますが、今のところ一般のユーザーが投稿できる機能は搭載されていません。

ユーザーがライブ配信するプラットフォームとしては、「ニコニコ生放送」や「Ustream」、「ツイキャス」などが以前から存在しており、一定のユーザーの間で高い人気を得ています。これらのサービスにも簡単に配信ができる機能はあるものの、今から新たにライブ配信を行うには、既存のユーザーからのどのような反応があるのか分からずに不安であるなどの心理的なハードルが存在することも考えられます。その点では、これから利用者が増えていくであろう、「Periscope」や「Facebook Live」など新たなサービスのほうが利用されやすいかもしれません。

スマホからの「視点」が重要

「Periscope」と従来からのライブ配信との違いを考えた時に、重要な点が3つあると考えています。

1点目は、スマホを最大限に活用したその手軽さで、世界中のユーザーと簡単に繋がれる点です。「Periscope」では、視聴する際に地図上にライブ配信をしているユーザーがマッピングされており、世界中で同時にライブ配信されていることが直感的に分かります。それらのユーザーと簡単に繋がり、コミュニケーションをとることができることは、ライブ配信を更に面白いものにしています。

2点目は、より高い臨場感を共有できるようになる点です。従来のファッションショーの中継に見られたような固定された決まったアングルからライブ映像を見るのではなく、配信しているユーザーと同じ目線の高さや距離感、様々な場所からライブ映像を見られることが臨場感を高め、その場に参加している感覚を高かめます。

3点目に、共感が生まれやすい点も重要であると考えます。誰でもが気軽に配信者になることができると言うことは、配信者と視聴者が近い立場であることも多く、自分と同じ感覚を持った配信者の視点でライブ配信を視聴したり、リアルタイムでコミュニケーションをとりながら視聴することで共感も生まれやすくなると考えられます。配信者と視聴者の間で、同じ視点でものを見、共感し、参加している感じが高まる。この感覚を大切にすることは、ライブ配信サービスを企業が利用する際に忘れてはならない点であると考えます。

「LINE Live」や「Abema TV FRESH」は、既に一般ユーザーに対し配信機能を公開する予定があることを発表しています。今後どのタイミングで開放するのか、またFacebookの「Facebook Live」機能が全員にいきわたり、Twitterが「Periscope」の拡大を本格化させたとき、日本では既存のサービスとの相乗効果でどこまで市場が伸びていくのか、企業のマーケティング活用がどのように進むのか、今年の動きに注目していきたいと思います。

(エグゼクティブアナリスト 中村 義哉)

Tagged:  CONSUMER  |  ソーシャルメディア  |  TECHNOLOGY
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