● スマートフォン所有率 - スマートフォンの所有率は26% - 特に学生、フルタイム勤務の所有率が高い
● 利用機器別 機能利用状況 - スマートフォンで使われる機能はカメラに次いでインターネット(60%) - SNSの利用率もマルチメディアフォンユーザー、フィーチャーフォンユーザーに比べてかなり高い(スマートフォンユーザー:55%、マルチメディアフォンユーザー:25% 、フィーチャーフォンユーザー:15%) - メーカー別にみると、ソーシャルメディアの利用率が最も高いのはアップルユーザー
● 利用機器別 メディア、デジタルコンテンツアクセス場所 - スマートフォンユーザーの利用場所で一番多いのは自宅(86 %) - 「バス、電車」「空港」などのほか「テレビを見ている時」も半数以上
東京発:ニールセン・カンパニー合同会社(本社:港区白金台 /社長 福徳俊弘) は、日本のスマートフォンユーザーに関する最新の調査結果を発表しました。調査結果の総評として、ニールセン コンシューマー リサーチ部門、テレコムグループ ディレクターの田中美礼は以下のように述べています。
「ニールセンが 2012 年第一四半期に実施したスマートフォンユーザーに関する調査によると、日本 の携帯電話所有者のうち、スマートフォンの所有者は 26%でした。特に、学生とフルタイム勤務の 所有率が高くなっています。スマートフォンでよく使用されている機能はカメラに次いでインターネットの使用が多くなっており、 インターネット検索や、ソーシャルネットワークの利用が従来の携帯電話(フィーチャーフォン)に 比べ、著しく高くなっています。さらに、インターネット利用の場所については、自宅が最多で、そのほか、外出先や、TV を見なが らの人も半数以上いました。つまり、移動しながらのすきま時間や、ほかのメディアを利用しながら の「ながら利用」が増えており、これからはマーケティング戦略を考える上で、マルチスクリーンで の視聴行動をとらえていくことがますます重要となります。」 スマートフォンユーザーに対する調査結果は以下の通りです。
■ スマートフォン所有率— 日本の携帯電話所有者のうち、スマ-トフォンユーザーの所有率は 26% 。特にフルタイム勤務、学生の所有率が高い。
■ 機器別の機能利用状況—スマートフォンユーザーのほうが従来型携帯電話(フィーチャーフォ ン)に比べ、圧倒的にインターネットや SNS の利用率が高い。 また、メーカーによってもユーザーの活動に差が出ている。
■ 利用機器別 メディアやデジタルコンテンツにアクセスする場所—どの機器も圧倒的に自宅で の利用が多い。スマートフォンユーザーでは、「バス、電車」「空港」などのほか「テレビを見 ている時」も半数以上
ニールセン スマートフォンインサイト(日本版)について ニールセン スマートフォンインサイト(日本版)は 2012 年 3 月、16 歳から 64 歳の携帯電話ユー ザー約 1800 人に対しインターネットで調査を行いました。対象者は約 1100 名のスマートフォンユー ザーと約 700 名の非スマートフォンユーザーから成り立っており、スマートフォンおよびスマートフ ォン以外の携帯電話を利用する消費者を代表するように年代、性別ともに割り付けられています。
ニールセン グローバルスマートフォンインサイトについてニールセンの「2012 年 グローバルスマートフォンインサイト」調査は、2012 年第 1 四半期にアジア 太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカおよび北米の 23 カ国で 35,000 人以上の携帯電話ユーザーを対 象に、オンライン調査または対面調査で実施されました。携帯電話およびスマートフォンの普及率は 国によって異なるため、サンプル数は携帯電話ユーザー統計をベースに各国別に割り当てられ、スマ ートフォンおよびスマートフォン以外の携帯電話を利用する消費者を代表するように割り付けられて います。
ニールセンについてニールセン・ホールディングス N.V.(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査企業で、マーケティング及 び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードショーやそれに 関連した分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメン に本社を持ち、世界 100 カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ (www.nielsen.com)をご覧ください。
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