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スマホアプリ利用時間の約35%はコミュニケーションで消費、1位は「LINE」  ~ニールセン、スマートフォンアプリの利用状況を発表~

1 minute read | November 2015
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図表入りのプレスリリースはこちら

視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社は、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)の9月データをもとにアプリケーション(以下アプリ)の利用状況を分析し、結果を発表しました。スマートフォンの利用時間の約80%を占めるアプリについて、総利用時間のシェアのランキングの1位は「LINE」でスマートフォンアプリの総利用時間のうち約10%のシェアを占めていました。全体では、TOP10にニールセンが分類している「コミュニケーション」、「ソーシャルネットワーク」カテゴリーに属するアプリが5つランクインし、合計のシェアは27%となっていました。10位以降も加えると、これらのコミュニケーション系のアプリに費やされた時間は、スマートフォンアプリ利用時間の約35%となっていました。

また、34歳以下の総利用時間シェアのランキングでは、若い女性に人気の「Instagram」「メルカリ」がそれぞれ8位、9位にランクインしているなど世代によって利用時間の長いアプリが異なっていました。

総利用時間TOP3「LINE」「Twitter」「Facebook」の総利用時間に占める時間帯ごとの割合をみると、生活時間の中心である朝6時から23時まではLINEの利用時間が長く、 0時から5時までは「Twitter」が長くなっていました。「Facebook」と「Twitter」は朝5時から11時まではほぼ同じ動きをしていますが正午以降は異なっていました。

当社シニアアナリストの今田智仁は次のように述べています。「近年、消費者の可処分時間はスマートフォン上で消費されることが多くなっています。その中で、アプリの利用時間はスマホ利用時間全体の約80%を占めています。利用時間の長いアプリを見ると、どの世代でもコミュニケーション系のアプリが上位にランクインしています。つまり、それらのアプリを通して自社のターゲットユーザーとコミュニケーションをとることが重要になりますが、様々な企業が同様の施策を取ってくる中で、自社のメッセージを効率よく伝えなくてはなりません。今回の調査ではスマホアプリの利用時間シェアは時間帯によって異なることがわかりました。企業は、自社のターゲット層がよく利用しているアプリや時間帯を考慮した独自のコミュニケーションプランを立てることが必要となってくるでしょう」。

Nielsen Mobile NetViewについてNielsen Mobile NetViewは日本全国の4,000名(iOS、Android各2,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。サービスの詳細は、下記ウェブサイトでもご覧いただけます。www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html

ニールセンについてニールセン ホールディングス Plc.(NYSE: NLSN)は世界的な調査会社として消費者の視聴行動、購買行動の分析を行っています。視聴行動分析部門は、メディア・広告企業向けに各種デバイス上での動画・音声・テキストコンテンツ消費動向を把握するトータルオーディエンス測定を提供しています。購買行動分析部門は、消費財メーカーや小売企業を対象に業界で他に類を見ない世界規模のリテールパフォーマンス分析を提供しています。視聴行動分析、購買行動分析を他のデータと組み合わせた世界レベルの測定・分析により、ニールセンはクライアントのパフォーマンス向上を支援します。S&P 500企業として、世界人口の90%を網羅する、100ヵ国以上に拠点を有しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: www.nielsen.com

お問い合わせ中川奈津子、コミュニケーションズ Tel:      +81 3 6837 6549Email:  JPNwebmaster@nielsen.com