2010年ワールドカップの開幕まであと1週間を切ったが、ニールセンは前回のワールドカップにおけるアメリカの視聴動向を振り返ってみた。2006年
- 億2千万人以上のアメリカ人視聴者がワールドカップ中継を1分以上視聴した。
- 平均視聴率は男性65%、女性35%。
- 推定1700万人の視聴者が、スペイン語と英語のネットワークを合わせ、イタリア対フランスの決勝戦を生中継で観戦した。
- アメリカ代表が登場した試合で最も視聴されたのは、予選ラウンドの対イタリア戦だった。この試合は980万人のアメリカ人視聴者に見られた。
- 2006年大会は、ニールセンの全国サンプルにユニビジョンが初めて含まれた大会であった。大会期間中、同ネットワークが放送した56試合の平均視聴者数は230万人で、英語放送の480万人、ケーブルTVの160万人を上回った。
- 英語放送ではサンディエゴが、スペイン語放送ではマイアミ-フォートローダーデールがトップであった。ロサンゼルスは両部門で2位であった。
ニールセンが1994年以降のワールドカップ中継を調査したところ、アメリカのテレビ視聴率を左右する重要な要素がひとつあることがわかった。
「ニールセン・カンパニーのスポーツ担当副社長、スティーブン・マスター氏は「2002年大会は日本と韓国が主催したため、ほとんどの試合が早朝か深夜に放送され、アメリカのテレビ視聴率は低迷した。「ヨハネスブルグで開催される今年の大会は、1998年と2006年の大会と同じ時間帯で行われます。いずれの年も、アメリカのテレビ視聴率は全体的にかなり好調でした」。
ダウンロード ニールセンのワールドカップ米国TV視聴率ファクトシート1994年まで遡る。