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消費者が最も信頼する「広告」は、友人からの推薦、次いで企業サイト ~ 従来型広告もいまだ有効

1分で読む|2015年9月

図表入りのプレスリリースはこちら 関連資料:レポート「ニールセン・グローバル広告信頼度調査」こちら関連ページ:消費者の間で最も信頼できる広告形態は「友人からの推薦」。

ニールセンニューヨーク報道発表資料を基に作成

最も信頼できる広告は、自分が知っていて、信頼している人から直接受け取るものです。

また、企業やブランドが「所有」するオンラインメディアも、最も信頼される広告形態のひとつです。

飽和した市場で広告効果を最大化する方法は決してひとつではありませんが、日々利用するさまざまなメディア媒体で提供されている広告を消費者がどのように感じているかを理解することが、初めの一歩となるでしょう。

ニールセンエクスパンデッド・バーティカルズ部門責任者のランダ・ビアードの次のように述べています。

ニールセン広告信頼度グローバル調査は、60の国と地域の30,000人のインターネットユーザーを対象に19種類の「有料」「無料」「所有」「メディア」に対する消費者の信頼度を測定しました。

依然として強い従来型広告への信頼

メディアの細分化が続く中で、オンライン広告媒体の激増がオフラインの従来型有料メディアに対する信頼を損なっているわけではありません。テレビ、新聞、雑誌は依然として、信頼され続けるメディアです。回答者全体の6割超(63%)、テレビ広告を「完全に」または「ある程度信頼する」と答えている、2013年1比で上昇しています。

オンラインおよびモバイルの有料広告に対する信頼度は2013年調査とほぼ同じ水準です。ポイント減を信頼しています。

ビアードのコメントです。「デジタル広告や効果測定ツールを使いこなすように、企業はデジタル広告予算を増やしています、しかし、テレビは依然として85%〜90%の高いユニークリーチ率(重複を除いて広告が視聴者に到達した回数を1度だけ数えたリーチ率)を誇ります。

従来型媒体は特に「ミレニアル世代」に強い

オンライン、モバイル広告への信頼度が最も高いのは、インターネットとともに育った「ミレニアル世代」(21~34歳)、そして僅差で続くのがX世代(35~49歳)です。

「コンテンツは、いつ、どこで見て、聞いて、読むのか、そしてどのデバイスでそうするかを強く、自らでコントロールするミレニアル世代のメディア消費は、年上の世代とは異なります。

オンライン広告は行動喚起につながりやすい

調査結果では、広告への信頼と消費者行動は連動しているものの、信憑性が必ずしも購入を促すための必要条件ではないことが示されています。

友人や家族の意見を信頼すると答えた者と同じ割合の人々(ともに83%、少なくとも時々はそうした意見を受けて行動を起こして答えています。

しかし、有料広告の多くは、行動をする人の割合が信頼する人の割合を上回りますが、つまり、消費者は信頼できる広告を見つける以上に、広告を見て、行動を起こすことが多いと答えているのです。

ビアードの次のように分析しています。「行動喚起度が信頼度を超えるこれらの広告媒体に共通の特性は、製品・サービスにアクセスしやすいことです。

ニールセン グローバル調査についてニールセン広告信頼度グローバル調査は、アジア太平洋、欧州、中南米、中東およびアフリカ、北米の、合わせて60の国と地域で30,000人以上の消費者を対象に、2015年2月23日から3月13日にかけて実施されました。サンプルには、国・地域ごとに年齢や性別の条件が設定され、インターネットを利用する消費者を代表するよう割り当てられています。6%です。今回のニールセン調査は、インターネットアクセスを回答者のみを対象にしています。

ニールセンについて ニールセンホールディングス Plc.(NYSE:NLSN)は、世界的な調査会社として消費者の視聴行動、購買行動の分析を行っています。視聴行動分析部門は、メディア・広告企業向けに各種デバイス上での動画・音声・テキスト消費動向を把握するトータル・オーディエンス測定を提供しています。500企業として、世界人口の90%を網羅し、100ヵ国以上に拠点を有しています。ニールセンドットコム

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