プレスリリース

ニールセン 東南アジアにおけるオンライン利用者のメディア視聴動向調査結果を発表

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東南アジアではオンラインビデオの人気が急上昇、メディア業界に変容をもたらす

● 10人中9人が2画面を同時に視聴
● ベトナムでは、最低週に1回はオンラインビデオの視聴をする人が9割超
● ペイ・パー・ビューモデルよりも広告つき無料オンラインビデオコンテンツにアクセスしたい、との回答が多数を占める

ニールセン シンガポール報道発表資料抄訳

東南アジアにおけるメディアコンテンツの消費は近年急激な変化を見せており、結果としてブランドが消費者とつながる機会も急速に増えています。マーケティングとリサーチにおいて世界最大の企業であるニールセンが本日発表したレポートによると、この地域ではインターネット接続デバイスの普及によりメディア消費――いつ、どこでそしてどのようにコンテンツにアクセスするか――に関し消費者が主導権を握るようになっていることがわかりました。

ニールセンの 東南アジア クロスプラットフォームレポート*[1]は、インターネットユーザーによるデジタルビデオのマルチスクリーン視聴および行動パターン、またデジタルビデオが従来型メディアに与えている影響を調査しました。同レポートは東南アジア地域でデジタル環境へのアクセスを有する消費者のメディア視聴動向に影響を与えている3つのトレンドを明らかにしています:第一に、オンライン接続時間の増加、第二にコンテンツのコントロールと選択への欲求、そしてオンラインビデオコンテンツ消費の拡大です。

この調査は東南アジアにおいて変化を続けている視聴パターンに関する包括的な調査に先鞭をつけるものです。マインドシェアのデジタル部門トップのサンチト サンガは以下のように話します。「消費者によるメディア選定の傾向が構造的に変化する途上にあることは、デジタルメディアや広告業界の人間であれば誰もが知っています。しかし重要なのは、この地域の変化を定量化して計測し、マーケターが広告スペースに対して行った投資から価値を引き出せるよう、根拠に基づいて保証することなのです。今回の重要なリサーチを指揮した ニールセン とビデオロジーを称賛します。これで我々もマーケターのデジタル戦略を最新のコンテンツ消費動向と連携させるためのベンチマークを打ち立てることができます。」

デバイスの増加=消費者行動の変化
ニールセンのレポートによると、東南アジアにおけるデジタル消費者の80%がスマートフォンを所有し、またデジタル環境にアクセスできる世帯の半数(50%)がタブレットを所有しています。東南アジアの消費者は平均して週22時間強をオンラインの利用に費やしますが、これは2011年の週約19時間を上回ります。フィリピンの消費者が週平均26時間42分と最もよくデジタル環境にアクセスしています。これに続くのは週平均25時間12分のシンガポール人です。

インターネット接続デバイスの普及拡大及びオンライン利用時間の増加と並行して、消費者のメディア視聴の傾向も変化しています。10人中約9人が普段から2画面を同時に視聴し、そして10人中8人もが3画面同時に視聴しています。

「インターネット接続デバイス、特にスマートフォンとタブレットの急速な浸透は、メディア視聴が従来のテレビ放送やケーブルテレビといった形態や、従来の視聴時間帯から、(新しいメディア形態、新たな視聴時間帯に)移行する手助けとなっています。メディアにとって、消費者の視聴傾向を理解することはますます重要になってきています。消費者とつながり消費者を引き込んでブランドを認知させ、身近に感じてひいきにしてもらうための新たな機会を発見するために、広告主と協力しながら、しかるべきコンテンツをしかるべきタイミングで届けねばならないためです。」とニールセン 東南アジア クロスプラットフォームリーダーのナンシー ジャフィは述べています。

消費者はコンテンツをコントロールし、選びたい
豊富なビデオコンテンツのプラットフォームとなっているのは依然として何よりもテレビ放送ですが、ほかの媒体も伸びてきています。東南アジアでは10人中6人を超えるデジタル消費者がテレビ番組や映画をビデオ・オン・デマンド(視聴者が自分の観たい時に観たいコンテンツを視聴するサービス)などのオンラインで観ていると回答しています。インターネットテレビの普及率が最も高いのはタイ(76%)とフィリピン(71%)です。 YouTubeもテレビチャンネルまたはプラットフォームとして広く認識され始めています。

「より広い選択肢を、自分の好きなタイミングで視聴したい、という欲求が消費者をオンラインで提供されるコンテンツへと向かわせています。こういったコンテンツは、これまでは従来型メディアで放映されてきました。消費者はいつ・どこで・どのようにコンテンツを入手するかについて選択権を行使しており、メディア消費に関し、いまだかつてない積極性を見せています。」とジャフィは言います。

オンラインビデオコンテンツ消費の台頭
オンラインビデオコンテンツの視聴は東南アジアのデジタル消費者の間で余暇の過ごし方として定着し、大多数が少なくとも週に1度はオンラインビデオを観るようになっています。東南アジア地域で最もよく視聴しているのはベトナムです(91%が週に1回以上視聴すると回答)。 いっぽう、同地域でもっともインターネットが普及しているシンガポールでは、インターネットを利用する消費者によるオンラインビデオ視聴で最も低い数値が出ました(週に1回以上視聴すると回答したのは56%)。ビデオ・オン・デマンドの視聴にはノート型/デスクトップパソコンが最もよく利用され(85%)、携帯電話 (43%)とタブレット(33%)がこれに続いています。

この地域の消費者は、コンテンツ視聴に対価が伴うことを認識・理解しています。大多数がオンラインビデオコンテンツに料金を支払うか視聴中に広告が出てくることを予測していると回答しています。広告がないか制限されているペイ・パー・ビューモデル(視聴コンテンツの本数や時間に応じて課金)ではなく、宣伝付きのオンラインビデオコンテンツに無料でアクセスできる広告モデルの方が好ましいとするのが東南アジアでは多数派です。インドネシアは例外で、広告つきの無料コンテンツのほうが良いとするデジタル消費者は44%に過ぎません。

重要なことに、オンラインビデオ広告は商品の検索や購入を促す手段として効果的であることが明らかになっています。東南アジアにおけるデジタル消費者の80パーセントがオンラインビデオ広告で見た商品を検索したくなり、また62パーセントがオンラインビデオ広告を見て購入に至ったと答えています。

「デジタルビデオ視聴の人気拡大、そして早い段階から明らかになっているオンラインビデオ広告の効果は、メディア業界を不可逆的に変容させるパラダイムシフトをもたらしています」とジャフィは強調します。

「消費者のアポイントメント・ビューイング(決まった時間に決められたコンテンツを視聴すること)離れが目立ちます。東南アジアにおけるインターネット接続デバイスの普及拡大は、マーケターが視聴者とやり取りできる比類なきチャンスを提供しています。デジタルビデオはマーケターにとって非常に頼もしい手段です。視覚と音と動きを全て味方につけることができますし、視聴者一人ひとりに照準を定めること、そして非常に詳細なレポーティングとROI(投資利益率)をもたらすことも可能です。」とビデオロジー アジア太平洋のリージョナルディレクター、バイロン マンソンは述べています。

*ニールセン 東南アジア クロスプラットフォームレポートについて
ビデオロジーの支援により作成されたニールセン 東南アジア クロスプラットフォームレポートは、アジア新興地域において最も動きのある市場のなかで、インドネシア、 マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、インドを対象に、メディア業界の変容を綿密に調査したものです。調査対象の市場すべてにおいて、16歳以上の(前月にインターネットを利用したか否かを基準に選定された)インターネットユーザー1,000人に対しオンラインでアンケートを行い、回答を集めました。当調査の結果および分析には、インターネットを利用しない消費者の行動や特性は含まれていません。回答は2014年の4月から5月にかけて集められたものです。トレンド分析は2011年との比較に基づき行われています。

ニールセンについて
ニールセン・ホールディングスN.V.(NYSE:  NLSN)は世界的な情報・調査企業で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報の分野で主導的な地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細はホームページをご覧ください:www.nielsen.com

[1]オンラインによるアンケートでは、世界各地から驚異的な規模で回答が得られるものの、その回答者はインターネットユーザーに限られ、総人口が反映されるものではありません。


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