世界的な景気後退は、インドを軽くかすめただけのようだ。 第4四半期には若干の落ち込みがあったものの(成長率はわずか14.7%に鈍化)、2008年の広告費全体は25%増加した。 2009年、インドとその他の国がどのように推移するかはまだわからないが、国営テレビネットワークが地域チャンネルやローカルチャンネルの設立に向けて取り組んでいることから、インドでは広告費が引き続き増加することが予想される。
メディア・アウトレット | 2008年 (千米ドル) | 2007 (千米ドル) | 変化率 |
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テレビ | 2,195,065 | 1,845,807 | 19% |
新聞 | 3,322,955 | 2,418,702 | 37% |
雑誌 | 411,922 | 324,771 | 27% |
ラジオ | 670,285 | 648,064 | 3% |
シネマ | 47,132 | 42,713 | 10% |
アウトドア | 289,165 | 263,169 | 10% |
その他 | 89,839 | 59,338 | 51% |
合計 | 7,026,363 | 5,602,564 | 25% |
出典AdEx India - TAM India Researchの一部門 |
通年でマイナス成長を示したカテゴリーはなかったが、第4四半期は自動車と通信/インターネットサービスプロバイダーが減少した(それぞれ-7%、-14%)。 通年の広告費伸び率トップ3は、教育(52%)、通信/インターネット・サービス・プロバイダー(39%)、小売(33%)だった。 広告主は通信事業者が圧倒的に多く、エアテル携帯電話サービスがトップで、リライアンス・モバイル、タタ・スカイが上位3位を占めた。