サッカーとバスケットボールの2大スポーツを筆頭に3位以下は若い世代や女性層が牽引して個人競技も人気
ニールセン・スポーツ・ジャパンはこのたび、スポーツファンの実態に関する自主調査「ニールセン・ファン・インサイト」を基にしたスポーツマーケティングのレポートを発行しました。本レポートでは、全国民、Z世代、60歳代、女性などセグメント別で世界における人気スポーツのランキングを紹介しています。
今回のデータはニールセン スポーツが保有する世界20地域以上の調査プラットフォームを使い、各国約1,000人を対象に2023年時点での動向をまとめています。これらのレポートを活用することで、ブランドやライツホルダー、エージェンシーなどスポーツマーケティングに関わる方々が詳細なインサイトを把握した上で自社の仮説に対する裏付けや分析、戦略・キャンペーンの設計に役立てることができます。
調査結果のハイライト
最新の調査結果によると、世界規模ではサッカーとバスケットボールがどのセグメントにおいても人気がある一方、3位以下はセグメントごとにやや異なっていること、またスポーツによっては、一部地域特性が垣間見える結果となりました。以下の考察はニールセン独自によるものです。
- 世界をベースに見た場合、サッカーとバスケットボールが老若男女問わずトップで人気のスポーツ
サッカーは、世界21カ国中13カ国で一番人気、17カ国で一番もしくは二番人気。
- Z世代および女性で個人競技が人気
Z世代(GenerationZ)および女性のセグメントでは、陸上競技、水泳、サイクリング、テニスなどの個人競技がサッカーやバスケットボールに次いで3位以下にランクインしています。
- グローバルの状、インド、一部東南アジア況と異なる地域特性―日本
日本で一番人気の野球は60歳代でやや人気があるものの、世界全体では測定17位中14位です。
同様にインドで一番人気のクリケットは世界全体では測定17位中17位と、地域色の強いスポーツであることがわかります。
バレーボールは、ブラジルに加え東南アジアでも人気が高く、フィリピン、タイ、ベトナムで二番人気のスポーツとなっています。
バドミントンは、中国、インドネシア、マレーシアでは一番人気、その他、フィリピン、タイ、インド、ベトナムでもトップ5に入っています。
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ニールセンについて
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