動画視聴の分野では、依然として従来のテレビを通じての視聴が大半を占めており、しばらくはこの状況が続くと見られている、成長しているのはオンライン視聴とモバイル視聴である、2012年第4四半期から2013年同四半期にかけて消費者がオンラインの動画に費やした時間30%増加した。
通常の広告主は、さまざまなスクリーンで行っているキャンペーンの統合は重要で、今後さらに重要性を高めるものだと考えているが、成果を最大化するためのこれらのキャンペーンの有効性については、いまだ玉石混交といったところだ。具体的には、ニールセン、クロプラットフォーム・キャンペーン・レイティングスにて計測された45のキャンペーンについての分析によると、広告主が行ったテレビとオンラインを統合したキャンペーンの多くは、テレビとオンライン広告を別々に計画した場合より優れた結果が出ることがわかったことだ。
平均的に、これらの統合キャンペーンではテレビとオンラインの両方を通してリーチした視聴者はたったの7.6%に及んでいない。この結果は、それぞれ別々にキャンペーンを行った場合に想定されるランダムな組み合わせを介した視聴者(7%)との違いがわずかであることを示している。
ニールセンの調査によって、マーケッターは彼らの望むテレビ視聴者・オンライン視聴者についてより的確な認識に基づいて慎重な計画や実施を行うことによって、さらなる出費や費用分配の再構成を必要とすることなく、平均して8%のリーチ率、もしくはより高いフリクエンシーを得ることが分かったこと。

投資利益率(ROI)は、すべてのマーケターにとって広告費における最優先事項であり、企業の間の相乗効果を最大限に活用する能力をマスターできるよう素早く行動に移す必要がある。
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「クロスプラットフォーム広告のパワーを解き放つ」(英語版)
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