独立の祭典だが、7月4日のそれとは違う。2007年に始まったレコード・ストア・デイは、音楽ファン、アーティスト、独立系レコード店を集め、インディーズ文化を祝う。2018年、レコード・ストア・デイは過去最高の年となり、ブルース・スプリングスティーンは、彼のグレイテスト・ヒッツ・アルバムが「独立系レコード店におけるレコード・ストア・デイ限定アルバムのトップ」チャートで首位を獲得し、依然として「ボス」であることを示した。
ニールセン・ミュージックの販売データによると、レコード・ストア・デーは4月21日(土)に11年目を迎え、小売店はレコード・ストア・デー・ウィーク(4月20日〜26日)中、過去最高の73万3000枚のLPを販売した。音楽ファンは58万枚のLPレコードを購入した。
独立系レコード店で販売されたアルバムは、全フォーマット合計で799,000枚。
"2018年のレコード・ストア・デイは、レコード・フォーマットだけでなく、独立系レコード店全体にとっても過去最高を記録した。"そして、レコード・ストア・デイの影響は、店舗やレコードの売上をはるかに超えて、音楽ビジネス全体の成功の大きな要因となっています。"
レコード・ストア・デイの週に独立系レコード店で販売された全フォーマットのアルバム79万9000枚
レコード・ストア・デー・ウィーク中、独立系レコード店でのアルバム総売上は前週比200%増、2017年のレコード・ストア・デー・ウィークと比較するとアルバム総売上は23%増となった。レコードLPは独立系レコード店で注目のアイテムで、音楽ファンは2018年のレコードストアウィーク中、前週比427%多く購入した。
独立系レコード店は、米国における全フィジカル・アルバム売上の39%、レコード売上の79%を占め、レコード・ストア・デイ週間としては過去最高を記録した。
ブルース・スプリングスティーンの『グレイテスト・ヒッツ』、デヴィッド・ボウイの『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・イン・ロンドン'78)』、ニール・ヤングの『トゥナイト・ザ・ナイト・ライヴ・アット・ザ・ロキシー』が、独立系レコード店の 『トップ・レコード・ストア・デイ限定アルバム』チャートのトップを飾った。
独立系レコード店におけるRSD限定シングルのトップはそれぞれ、レッド・ツェッペリンの "Friends"(ロックンロール)、デヴィッド・ボウイの "Let's Dance"(フルレングス・デモ)、そしてスフジャン・スティーヴンスの "Mystery of Love EP "だった。