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Z世代消費者の購買力を活用するための「神話」の検証
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Z世代消費者の購買力を活用するための「神話」の検証

Z世代については色々と情報が飛び交っているが、その多くは期待を裏切る内容かもしれません。

企業のマーケティング担当者にとっては、Z世代固有の特徴を理解し、Z世代が好むプラットフォーム上でエンゲージメントを獲得し、便利な商品を提供して Z世代を喜ばせることができれば、同世代がもたらす機会を利益化する可能性が極めて高くなります。

現実に目を向けると、この最も若い大人世代には独自の特性があり、Z世代以前の世代とはかなり異なるアイデンティティを確立しています。

他の世代同様、Z世代についても様々な固定概念(ステレオタイプ)が存在します。例を挙げると、ミレニアル世代以降の世代については「テクノロジー好き」、「注意が持続する時間が短い」とひとくくりにされています。しかし、これらのZ世代の固定観念や特徴はどれほど正しいのでしょうか?以下のインフォグラフィックでは、この世代にまつわる最も一般的な4つの神話を取り上げ、洞察に満ちたデータと推論によってそれらを払拭するとともに、彼らの特徴を探っています。

神話1: Z世代にアプローチできるのはデジタルプラットフォームだけ
実は、Z世代はアウトドア派でもあります。彼らは1日平均8時間をアウトドアで過ごし、屋外広告の想起率は73%と高い。

神話2: Z世代は支出に無頓着
実は、Z世代はバーゲンが大好きです。76%は価格に敏感で、セールになるまで購入を見送っている。また、Z世代の62%が、経済的自立を人生の最重要目標としている。

神話3: Z世代はただの学生
実は、行動力があり、野心的で(66%が挑戦を求める)、冒険好きでスポーティ(冒険・スポーツ・アクティビティやイベントベースの旅行に興味がある)。また、77%が老後のための資金計画を立てることは重要だと考えている。

神話4: Z世代はオンラインで時間を浪費
実は、オンラインを勉強にも大いに役立てています。 92%が仕事や勉強のためにオンラインを利用している。また、ネットサーフィンでは、ニュースや時事問題が気になる(67%がニュース・時事問題にアクセス)。50%が製品やサービスに関する情報をオンラインで探す。そして、45%がインターネットバンキングや投資を行っている。

このようにシンガポールにおける実際のZ世代の特徴は既存のイメージとは大きくかけ離れています。海外市場に投資を行う際には、実際の現地のメディア消費状況や消費者意識、商品の利用状況などのデータを組み合わせて活用し、マーケティング施策を検討する必要があります。

調査手法

ニールセン シンガポールのコンシューマー&メディアビュー(CMV)調査について

今回のニールセン シンガポールのコンシューマー&メディアビュー(CMV)調査は、2019年7月から2020年6月にかけて実施されました。このデータベースはMedia Index & Consumer Insights(成人回答者4,833人を対象に調査)、Digital Consumer(月に1回以上インターネットを利用する成人回答者1,608人を対象に調査)の3つのコンポーネントで構成されています。調査結果は、シンガポールに住む15歳以上の4,310人を代表するように、主に年齢、性別、人種によって重み付けされています。CMVは多くのブランドやカテゴリーをカバーしています。

CMVは世界70カ国以上の市場で調査を行っており、各市場における消費者のメディア接触状況やブランドの使用状況、ライフスタイルなどの基礎データを提供しています。CMVが貴社のマーケティングをより効果的に計画するためにどのように役立つかについての詳細をお知りになりたい場合は、ニールセンの担当者にお問い合わせください。