さまざまなメディアを購入し、消費する場合、その好みは一様ではありません。技術的な進歩の最先端を行く人もいれば、より伝統的な方法で読んだり見たり聞いたりすることを楽しむ人もいるのです。また、消費者の嗜好は、民族的背景だけでなく、消費力にも大きく関係しています。
ニールセンの米国コンシューマーエンターテイメントレポートによると、購買力は消費者が購入するエンターテイメントの種類とそのフォーマットに影響を与えます。また、購買行動は民族性によっても異なります。
音楽を例にとると物理的なCDの購入者はアジア系アメリカ人の割合が最も少なく、ストリーミング音楽の購入者はアジア系アメリカ人の割合が最も多くなっています。
さらに、アジア系アメリカ人のインターネット・ユーザーは、配信に関係なく、映画やテレビのコンテンツを購入する際にも、最も販売現場にいる傾向がありました。実際、ストリーミング・サービスを利用する成人インターネット・ユーザーは、米国の平均的な成人インターネット・ユーザーに比べて、73%もアジア系アメリカ人である可能性が高いのです。
ストリーミングサービスとデジタル音楽の購入者に関しては、ヒスパニック系のインターネットユーザーは平均的なインターネット消費者よりもその傾向が強いことがわかりました。ストリーミングサービスを購入した成人のインターネットユーザーは、ヒスパニック系である可能性が 28% 高く、デジタル曲の購入に関しては、ヒスパニック系である可能性が 5% 高くなりました。

エンターテイメント消費者の詳細については、ニールセンの「米国エンターテイメント消費者レポート」をダウンロードしてください。