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ヨーロッパで最も楽観的なデンマーク人

2分で読めるシリーズ|2017年12月

フィンランド人はようやく寒い冬から抜け出し、ノルウェー人とスウェーデン人の見通しも明るくなってきた。

ニールセンの新しいグローバル調査によると、デンマーク人はヨーロッパで最も楽観的な消費者の地位を維持している。

消費者信頼感は北欧全域で著しく上昇している。最も上昇したのはフィンランドで11ポイント、次いでノルウェーが8ポイント、スウェーデンが4ポイントであった。8ポイントと4ポイントである。デンマークは前四半期の水準を維持しており、これは金融危機の影響下でも歴史的な高水準である。スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの消費者信頼感は98ポイント、90ポイント、81ポイントだった。

デンマーク人はヨーロッパで最も楽観的な消費者であり、失業率と経済が良い方向に発展する限り、それが衰える兆候はない。

消費者信頼感は、3つの要因に関する消費者の見解に基づいて構築される:

  • 今後1年間の雇用市場に関するデンマーク人の見解
  • デンマーク人の今後12ヶ月の個人的な経済状況について
  • デンマーク人が考える今が買い時かどうか?

3ポイント低下した後、デンマークの雇用市場について否定的な見方をするのはわずか20%である。スウェーデンは9ポイント減の40%。ノルウェーは12ポイント減の51%、フィンランドは70%である。フィンランドでは、この1年間で雇用市場を肯定的に見る人の割合が7%から28%へと4倍に増えた。

デンマーク人の3人に2人が個人的な経済状況を前向きにとらえており、これは1年前より3ポイント改善した。スウェーデンでは、個人経済を前向きにとらえている人の割合は、昨年より4ポイント上昇し60%となった。フィンランド人の47%が個人的な経済状況を前向きにとらえており、これは1年前に比べて13ポイント改善した。

今が必要なものを買うのに良い時期かどうかという質問に対しては、57%が肯定的な回答をしており、スウェーデンは46%、ノルウェーは41%、フィンランドは34%である。

消費者信頼感は、自国がまだ不況にあると考える人口の割合からも読み取ることができる。

ノルウェー人、スウェーデン人、デンマーク人の3分の1が自国は不景気だと考えているのに対し、フィンランド人は2分の1が不景気だと考えている。しかし、フィンランド人の間ではこの時点で大きな動きがあり、1年前には10人中8人がフィンランドは不況だと考えていた。ヨーロッパでは、国民の57%が自国は不況だと考えている。

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